T-Pablow
てぃーぱぶろう
T-Pablowとは、神奈川県川崎市出身のラッパー。本名は岩瀬達哉。BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権第1回及び第4回の優勝者。双子の弟であるYZERRも同じくラッパーで、双子のユニット2WIN及び、川崎の幼馴染で結成されたクルー・BAD HOPで活動中。
概要
T-Pablowの音楽スタイルは、ストリートのリアルな経験をリリックに反映させることが特徴である。彼のラップは、力強さと繊細さを併せ持ち、リスナーに強い印象を与える。また、彼はアメリカのヒップホップカルチャーから多大な影響を受けている。
ソロアーティストとしても活躍しており、数多くのシングルやアルバムをリリースしている。彼のソロ作品は、個人的な経験やストリートライフを題材にしたリリックが特徴である。
バイオグラフィー
神奈川県川崎市で生まれ育つ。
中学時にSCARSやZeebra等を知り、ヒップホップに目覚めてラップをするようになる。じきに不良グループに出入りするようになり、後にリーダーに。
中学生時代、地元ではYZERRと共に「岩瀬兄弟」として知られる有名な不良だった。
しかし、そんな地元の不良や暴力団をも巻き込んだしがらみから抜け出すため、ニューヨークに旅立った経験がある。
高校生RAP選手権・第1回大会で優勝
BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権第1回大会に出場。見事に初回大会での優勝を収める。なおその際の名義はK-九。優勝後、上述した地元のしがらみから離れるため約1年もの間全国を放浪した。
その間はラップすら行えなかったものの、友人の死をきっかけに再びラップを始める。
高校生RAP選手権・第4回大会で優勝
BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権第4回大会に出場し、長いブランクを感じさせないライミングスキルを見せつけ、二度目の優勝。
GRAND MASTERとの契約
2014年、Zeebraが立ち上げた新レーベル・GRAND MASTERと契約を交わし、リリースに向けZeebraプロデュースの元、制作活動を開始。
フリースタイルダンジョン
2015年、『フリースタイルダンジョン』出演により知名度を上げる。
高校生RAP選手権・第10回大会
2016年8月30日開催のBAZOOKA!!!第10回高校生RAP選手権in日本武道館へ出場する。全部で下記16人の出場が決定しており、初戦ではEINSHTEINとのバトルとなる。
-
出場者(歴代チャンピオン)
T-Pablow(第1・4回優勝)
YZERR(第5回優勝)
MC☆ニガリa.k.a赤い稲妻(第6・7回優勝)
LEON a.k.a 獅子(第8回優勝)
裂固(第9回優勝) -
出場者(人気投票により選出)
言xTHEANSWER(投票1位)
RACK(2位)
Lick-G(3位)
ANATOMIA(3位)
写楽(5位)
Rude-α(5位)
EINSHTEIN(6位)
Icerey(7位)
じょう(8位)
Ry-lax(8位)
R'kuma(8位)
フリースタイルダンジョンでの戦績(ネタバレあり)
2015年からテレビ朝日にて放送されている『フリースタイルダンジョン』では、挑戦者を阻むモンスターの1人としても出演中。番組の爆発的な人気と相まって、今までヒップホップを聴かなかったという層にもT-Pablowの存在が認識され始めている。
なお戦績は
-
Rec1
第1戦 【VS Dragon One】一戦目× 二戦目×
第2戦 【VS SALVADOR】一戦目○ 二戦目○
第1戦 【VS KOPERU】一戦目× 二戦目○ 三戦目○ -
Rec2
第2戦 【VS CHICO CARLITO】一戦目× 二戦目×
第3戦 【VS 焚巻】一戦目×(クリティカルヒット) -
Rec3
第1戦 【VS Rick-G】一戦目○ 二戦目× 三戦目○
第1戦 【VS 黄猿】一戦目○ 二戦目○
第2戦 【VS 掌幻】一戦目× 二戦目○ 三戦目○ -
Rec5
第1戦 【VS PONY】一戦目○(クリティカルヒット)
第1戦 【VS Mr.Smile】一戦目○ 二戦目○ -
Rec6
第2戦 【VS 押忍マン】一戦目○ 二戦目× 三戦目×
第1戦 【VS MC☆ニガリ a.k.a赤い稲妻】一戦目× 二戦目○ 三戦目○
第3戦 【VS CIMA】一戦目× 二戦目×
高校生RAP選手権 第4回大会でのかしわとの一戦
2013年に行われたBAZOOKA!!! 高校生RAP選手権第4回大会では、準決勝でかしわと対戦している。
1バースでは大阪出身かしわのソウルフルで歌うようなフロウに対して、あえて逆をいく落ち着きのある硬派なライミングを見せる。この1バースでは、場の空気を作り上げるセンスが一際目立ったかしわが優勢かと思われた。2バースも同様にフリーキーなフロウを見せたかしわに対し、T-Pablowは1バースでのライミングとがらっと雰囲気を変えた圧倒的な高速ライミングを見せつけ会場を沸かせる。
なおT-Pablowは審査員の満場一致でこの準決勝において勝利を収め、DKとの決勝に駒を進めた。T-Pablowが戦った試合のなかでもファンが多いこの一戦は要チェック!
関連リンク
T-Pablowに関する最新情報
似たようなキーフレーズ
KANDYTOWNとは、世田谷エリア発、ラッパー、DJ、トラックメイカー、アートディレクターなど総勢16名が所属するヒップホップクルー。 中心メンバーに[IO](イオ)、Gottz (ゴッツ)、MUD (マッド)、Ryohu(リョフ)、KEIJU (ケイジュ、過去名義・*...
1987年生まれのラッパー。京都・山科で、京都のヤクザの組長の息子として育ち、様々な生業を経由して現在は「孫GONG」として大阪を拠点に活動中。 盟友・JAGGLAとのユニットであるジャパニーズマゲニーズとしても活動を行なっている。...
MU-TONは、日本のラッパー。 卓越したフロウを武器に、フリースタイルバトルの大会でも結果を残してきた。2018年「ULTIMATE MC BATTLE」優勝、2020年には「戦極 MCBATTLE」「凱旋MCバトル」でも覇者に。 一時期、MCバトルにやる気を失いかけたと[KAI-YO...
Nidra Assassinとは、日本のラッパー・バトルMC。1997年9月21日生まれ、兵庫県川西市出身。ヒップホップクルー・HagaCrayのリーダー。愛称はHYOGO TRAP PRINCE。学生時代は少林寺拳法に打ち込んでいた。 ファッションはメイクやネイルなど用いたビジュア...
Red Eye(レッドアイ)は日本のラッパー。大阪市住之江区出身。「第12回高校生RAP選手権」でイリーガルなライムと同大会では独自性の高いレゲエフロウで鮮烈な印象をあたえた。本名は宮本大地(みやもとだいち)。...
呂布カルマは、愛知県名古屋市を拠点に活動しているラッパー。1983年生まれの38歳(2021年現在)。テレビ朝日系のMCバトル番組「フリースタイルダンジョン」2代目・3代目モンスターもつとめた。多くのMCバトル大会の覇者としても広く知られている。「KING OF ...
BIMとは、日本のラッパー。1993年6月14日生まれ、神奈川県川崎市出身。THE OTOGIBANASHI’SならびにCreativeDrugStoreのメンバー。所属レーベルはSUMMIT。 短髪とメガネがアイコン的ファッション。 心地のいいフロウと歌声で、センスに富んだ楽...
同じカテゴリーのキーフレーズ
匿名ハッコウくん(ID:2625)
TーPablowって岩瀬達哉じゃないの?
いわせゆうやはワイザーでしょ?