ストリーマー・k4senさんが主催する『League of Legends(LoL)』の大型イベント「League The k4sen(LTK)」が、いよいよ優勝チームを決定するプレイオフステージを迎える。
4チーム計48人が6月から約3か月にわたって激戦を繰り広げ、8月26日(火)と27日(水)には千葉県・幕張メッセで2日間にわたってオフラインイベントを開催。
多くのトップストリーマーやVTuberが参加し、独自のルールとチーム構成で注目を集めてきた本大会。集大成となるプレイオフに向け、『LoL』を知らない人にもわかるよう、各チームの見どころを紹介していく。
目次
- 1. SHAKA、葛葉らが3ヶ月間戦い抜く「League The k4sen」
- 2. 『LoL』を知らなくてもわかる!各チームの“勝利の方程式”
- 3. 抜群の安定感で首位を走る「Sorcery Tiara CORE」
- 4. 凄まじい成長速度で魅せた「Sorcery Tiara NEXT」
- 5. 本大会のダークホースとなった「Resolve Regalia CORE」
- 6. 必要なのは飛び込む勇気「Resolve Regalia NEXT」
- 7. 随一の爆発力を持つ「Domination Crown CORE」
- 8. 精鋭が居並ぶ「Domination Crown NEXT」
- 9. 呪い合え、全てを懸けて「Precision Diadem CORE」
- 10. 全ては皇帝の掌の上?「Precision Diadem NEXT」
- 11. 幕張メッセの熱気が試合に与える影響も注目
SHAKA、葛葉らが3ヶ月間戦い抜く「League The k4sen」
「League The k4sen」は、k4senさんと彼の所属チーム・ZETA DIVISIONが主催し、ゲーム『LoL』を開発/運営するRiot Gamesが後援するコミュニティ主導の大会だ。
大会には、総勢48名が4チームに分かれて参加。各チームには、SHAKAさん、うるかさん、葛葉さん、橘ひなのさん、千燈ゆうひさんら40人が選手として、らいじんさん、Zerostさん、たぬき忍者さん、Day1さんら8人がコーチとして名を連ねている。
本大会では特殊なルールを採用。各チームの中に初〜中級者の「NEXT」グループと中〜上級者の「CORE」グループが設けられ、それぞれのグループに選手5名とコーチ1名が参加している。
6月~8月上旬にかけて行われたレギュラーステージでは、「NEXT」同士、「CORE」同士でそれぞれ総当たりの試合を行い、勝敗をポイント化。プレイオフステージでは、獲得ポイントを元にトーナメントが組まれている。
大会はTwitchやYouTubeで配信され、ピーク時の同時視聴者数は30万人超。累計視聴時間が550万時間以上を記録するなど、日本発の『LoL』コミュニティイベントとしても異例の注目を集めている。
『LoL』を知らなくてもわかる!各チームの“勝利の方程式”
「League The k4sen」の魅力はやはり、リーグ戦を戦い抜いてきたメンバー5人のチームワークが発揮される集団戦にある。
MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)と呼ばれるジャンルに属し、5vs5で戦う『LoL』では、個人技に加えて「マクロ」と呼ばれるチーム全体の戦術が重要だ。
そしてその戦術が最もわかりやすく発揮されるのが、フィールドの各地で戦っていた選手たちが集結し、試合の趨勢を決める「集団戦」となる。
「集団戦」では、倒せばチーム全体を強化してくれる「エピックモンスター」など、試合を大きく動かす要素をめぐって2チーム10人が一斉にぶつかり合う。
その際には、どちらが先に仕掛けるのかや、ダメージを出す「ADC(アタックダメージキャリー)」担当の選手がぶつかり合うチームの中でどんなポジショニングを取れているかなど、わずかな違いで大きく情勢が傾いてしまう。
観戦の際には、各チームが何を狙っているのかという視点を持つだけで、試合の緊張感と逆転のスリルがぐっと伝わってくるはずだ。
ここでは各チームのCOREとNEXT、それぞれの“勝利の方程式”を整理してみたい。

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