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フリースタイルリーグとは
フリースタイルリーグ(通称・FSL)とは、2022年より始動したMCバトルプロジェクト。
MCバトルをエンターテインメントに昇華するべく、プロリーグ化をコンセプトに発足した。
ファウンダー兼オフィシャルチェアマンとして、ラッパーのZeebraが就任している。
FSLの発足を記念して、ヒップホップクルー・BAD HOPのT-PablowとCreepy NutsのR-指定によるエキシビジョンマッチが開催され、大きな話題を呼んだ。
国内MCバトル初となる「投票システム」
FSLの勝敗を決める方法は、国内MCバトルでは初となるアプリを通しての投票システム。
リアルタイムに勝敗をジャッジすることができ、まるでMCバトルの空間に参加しているかのような臨場感を演出するためのもの。
後述のFSL主催の大会では、バトル終了後に60秒の投票時間が設けられていた。
FSL RANKING
「FSL RANKING」とは、主要MCバトル大会の戦績を数値化し、その結果をもとにランキングとして表示するというもの。
「FSL」での勝利や各大会での優勝では5ポイント、準優勝では2ポイント、ベスト4では1ポイント加算されるが、各大会1回戦負けではマイナス2ポイントとなる。
このランキングをもとに、出演MCには賞金や年末に開催される「FSL」主催の大会出場権などのインセンティブを獲得することができる。
FSL VOL.1
2022年10月にFSL第一回大会となる『FSL VOL.1』が開催された。
ルールは8小節×4ターンの2本先取。
出場したMCはCHEHON、GASHIMA、ビシキマ、RUNLINE、ID、Chance、Rin音、Rude-α、梵頭、BASE、CHICO CARLITO、呂布カルマ、MOL53、DOTAMA、晋平太、Authority、FORK。
また、大会の終盤にはT-PablowとR-指定によるエキシビジョンマッチの延長試合が公開された。
FSL VOL.2
『FSL VOL.2』は、2023年4月に開催された。
ルールは8小節×3ターンの2本先取(ただし、#KTちゃんと#久保田との試合は、8小節×3ターンの1ラウンドのみ)。
『FSL VOL.1』にも出場した呂布カルマや晋平太、FORKのほか、キックボクサーの安保瑠輝也、お笑いコンビ・とろサーモンの久保田も「#久保田」として出場した。
また、音源制作をメインに活動しているラッパー・BonberoにHideyoshi、BAD HOPのBenjazzyも出場し、大会を盛り上げた。
他出場MCはミステリオ、輪入道、ACE、Shamis、ID、L.B.R.L、ミメイ、GOMESS、Fuma no KTR、CHICO CARLITO、#KTちゃん、SILENT KILLA JOINT、がーどまん、Ry-lax、SAM。
「FSLガール」誕生
『FSL VOL.2』より、ラウンドガールを務める「FSLガール」として、にゃいりん、花咲れあ、いけちゃん、小島みゆが就任した。
FSLガールは、各バトル終了後の投票タイム中にステージに登場する。
FSLトライアウト
「FSLトライアウト」は、FSL発のプロラッパーを生み出すために発足したオーディション企画。
年齢・性別・経験は一切問わず、Zeebraさんをはじめとしたラッパーや、国内の主要MCバトルのオーガナイザーらが審査を行う方式だ。
トライアウトを経て合格した人には、「FSL」や主要MCバトルへの出場権などが与えられるとしている。
HIPHOPにあるまじき罵声や暴力的な描写
しかし、公開された予告動画では、有名ラッパーたちや一般参加者たちによる罵声や暴力的なシーンが多く映し出されていた。
この予告動画は、「ヒップホップは暴力を肯定する文化ではない」「日本のヒップホップはついにラップをしなくなったのか」等として、大きな波紋を呼んだ。
この批判を受け、ZeebraがFSL公式アプリおよびTwitterにて声明を発表した。
再編集を施して公開された本編は、予告のような描写は少なくなっていた。
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