妖怪仮装行列 一条百鬼夜行

ようかいかそうぎょうれつ いちじょうひゃっきやこう

妖怪仮装行列 一条百鬼夜行は、毎年10月第3土曜に、京都・一条通で行われるイベント。主催は大将軍商店街。企画運営は妖怪藝術団体 百妖箱

妖怪仮装行列 一条百鬼夜行

概要

妖怪仮装行列一条百鬼夜行とは、毎年10月第3土曜に、京都・一条通りにて開催されている仮装イベントである。
主催は大将軍商店街、企画運営は妖怪藝術団体 百妖箱。「百鬼夜行」を再現している。
開催場所は京都の一条通りにある大将軍商店街で、妖怪ストリートと呼ばれている。

由来と歴史

室町時代に成立した「付喪絵巻」の物語によると、平安中期の康保年間の平安京にて、煤払いの際に捨てられた古道具が陰陽の理を利用して転生し、古道具の妖怪「付喪神(つくもがみ)」となり、平安京の北端である一条通を夜中に大行列したという。この一条通の「百鬼夜行」を再現する妖怪仮装行列を毎年10月の第三土曜日(第二土曜日の年もアリ)に一条通の大将軍商店街「妖怪ストリート」で開催している。

引用一条百鬼夜行 妖怪仮装 募集要項

2005年 嵯峨美術大学の学生30人がスタッフとして第一回目の妖怪仮装行列 百鬼夜行に参加。
2008年に同大学の有志で団体「妖怪藝術団体 百妖箱」結成。名前は学生メンバーで考え投票した結果選ばれたものである。

「一条百鬼夜行」参加要項

2019年 一条百鬼夜行 の参加要項は以下の通り。

  • 参加費 2000円(12歳以下は1000円)
     ※2000円のうち1000円は大将軍商店街妖怪ストリートに寄付される。

  • 版権の関係で妖怪キャラクターのコスプレは禁止

  • 12歳以下が参加する際は保護者の同伴が必要

  • 衣装が自前の場合は「妖怪度審査」が行われる

  • 発祥国や時代は問わない

  • 自前が難しい場合はレンタルも可だが、2019年度は諸事情でレンタルをおこなわなかったため、事前の確認をしておく必要がある

妖怪アートフリマ もののけ市

大将軍八神社の境内で行われるてづくり市。妖怪をテーマにしたオリジナル商品が対象。元々は単独のイベントだが2015年より一条百鬼夜行との同時開催も行うようになった。主催は嵯峨美術大学の学生中心に構成された妖怪藝術団体 百妖箱。一条百鬼夜行の企画プロデュースも担当している。この団体は2008年に設立された。

一条百鬼夜行 開催危機

主催となる大将軍商店街は財政難に陥っている。
そのため2019年のイベントは、チャリティイベントとして開催。寄付金を募るスペースが設けられた。

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

同じカテゴリーのキーフレーズ

ストリート