SOUL'd OUT
そうるど あうと
SOUL'd OUTとは、ヒップホップグループ。メンバーは、メインMC・Diggy-MO'、ヒューマンビートボックス兼MC・Bro.Hi、トラックメイカー・Shinnosuke。事務所はARTIMAGE、レーベルはエスエムイーレコーズに所属していた。
様々なジャンルの音楽を取り込んだ、中毒性の高いオリジナルティ溢れるスタイルが生み出す楽曲の数々で人気を博していた。中でも軽快なラップ・フロウは唯一無二、またメロディ、リズムに定評がある。
概要
SOUL'd OUTとは、ヒップホップグループ。メンバーは、メインMC・Diggy-MO'、ヒューマンビートボックス兼MC・Bro.Hi、トラックメイカー・Shinnosuke。事務所・ARTIMAGE、レコードはエスエムイーレコーズに所属していた。
ヒップホップ、R&B、ソウルなどのブラックミュージックを基盤に、ファンク、ポップス、ロック、クラシックなどを横断する音楽性で知られる。Diggy-MO’による高速ラップとメロディ、Bro.Hiのヒューマンビートボックス、Shinnosukeの緻密なトラックが組み合わさった、他に類を見ないサウンドを特徴とする
漫画家・荒木飛呂彦と交友があり、アニメーション映画『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のテーマソングを手がけた。
2014年7月、メンバー・Shinnosukeの私的な理由により解散することとなった。
メンバー
Diggy-MO’
担当:Main MC
主な役割:ラップ、ボーカル、作詞、作曲
特徴:高速ラップ、独特の発音、歌とラップを横断するメロディ
解散後:ソロアーティストとして活動
Diggy-MO’は、SOUL’d OUTの中心的なボーカル/ラッパー。10年以上のピアノ経験を持ち、ジャズ、ロック、クラシックなど幅広い音楽から影響を受け、グループのソングライティングでも中心的な役割を担った。
Bro.Hi
担当:Human Beat Box/MC
主な役割:ラップ、ヒューマンビートボックス、作詞
特徴:低音の声、高密度のラップ、声によるリズム表現
解散後:音楽活動などを継続
Bro.Hiは、ラッパーとしてDiggy-MO’と掛け合う一方、ドラムやスクラッチ、電子音のような音を声で再現するヒューマンビートボックスを担当。音源だけでなく、ライブでも楽曲のリズムと音圧を支えた。
Shinnosuke
担当:Trackmaster
主な役割:作曲、編曲、トラック制作、キーボード
特徴:ブラックミュージックを基盤とする洗練されたトラック
解散後:作曲家、編曲家、プロデューサー、講師として活動
Shinnosukeは、SOUL’d OUTのサウンドを構築したトラックメイカー。もともとはアーティストとして表舞台に立つより、他の歌手へ楽曲を提供する音楽プロデューサーを志望していた。活動初期にはライブへ出演していなかったが、Diggy-MO’とBro.Hiに促され、3人組のメンバーとしてステージに立つようになった。
経歴
1999年、SOUL'd OUT結成。
ソニー・ミュージックエンタテインメントにより開催されたSony Music Auditionに合格し、2003年1月に楽曲「ウェカピポ」でメジャーデビュー。8月。1stアルバム『SOUL'd OUT』をリリース。初のリミックスアルバム『Movies&Remixies』をリリース。またジャスティン・ティンバーレイクのショウケース・ライブにおいて、オープニングアクトを務めた。
2005年2月に2ndアルバム『To All Tha Dreamers』、5月にリミックスアルバム『Movies&Remixies 2』をリリース。
2006年3月に3rdアルバム『ALIVE』、12月に初のベストアルバム『Single Collection』をリリース。
2007年、アニメーション映画『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のテーマソング「VOODOO KINGDOM」を収録した14thシングル『GROWN KIDZ / VOODOO KINGDOM』をリリース。
同年、ツアー「Single Collection Tour」10公演、日本武道館ライブが行われた。
2008年、1月に4thアルバム『ATTITUDE』、3月に初のベストカップリングアルバム『Flip Side Collection』、7月にリミックスアルバム『Movies&Remixies 4』をリリース。
2009年、活動を休止。各自ソロ活動などを行う。
2010年、ライブイベント「BEAT CONNECTION 2010」で復活し活動を再開。
2012年8月、記念すべき20thシングル『Singin' My Lu』、5thアルバム『so_mania』をリリース。10月より、全国22ヶ所をまわる全国ツアー「so WHAT!? mania」を開催。
2013年、活動10周年を記念したベスト盤『10th Anniversary BEST & BOX "Decade"』をリリース。
2014年1月末、4月9日に発売するアルバム『To From』が最後の作品に、また解散することを発表。7月19日の新木場STUDIO COASTでのラストライブ「SOUL'd OUT LAST LIVE " 0 "」をもって解散した。
Diggy-MO’の独特なラップと言葉
Diggy-MO’のラップは、意味だけでなく、言葉の発音やリズムそのものを重視している。
日本語と英語を細かく切り替え、単語の母音を伸ばす、子音を強調する、文章を途中で分割するといった方法によって、声を一つの楽器のように扱う。歌唱、ラップ、スキャット、叫び声の境界も曖昧である。
そのため、歌詞カードを見なければ言葉を聞き取ることが難しい楽曲も少なくない。一方、意味を完全に理解できなくても、短いフレーズや発音が強く耳に残る。難解さとキャッチーさが同時に存在する点が、Diggy-MO’の大きな特徴である。
Diggy-MO’はピアノやクラシック、ジャズにも親しみ、単純なビート上でのラップだけでなく、複雑なコード進行や劇的に展開する楽曲の上でも声を操った。公式プロフィールでは、その独特な声質やジャンルにとらわれない楽曲スタイルが「唯一無二」と紹介されている。
「VOODOO KINGDOM」と『ジョジョの奇妙な冒険』
「VOODOO KINGDOM」は、2007年に発表された楽曲。劇場アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のテーマソングとして制作された。
作者の荒木飛呂彦さんとDiggy-MO’の交流を背景に実現した楽曲で、作品に登場するディオ・ブランドーを思わせる妖しさや支配欲、宿命を描いている。
重いビート、不穏なストリングス、劇的な展開によって、SOUL’d OUTの中でも特にダークな楽曲となった。後年のライブでも演奏され、グループを象徴する楽曲の一つとして支持されている
関連リンク
6件
SOUL'd OUTに関する最新情報
ストリート
同じカテゴリーのキーフレーズ
-
HIPHOP
-
海外
この場合、日本以外の国を指す呼称。 特にKAI-YOUの場合はアニメや漫画、音楽、映画、ヒップホップ、絵画、スケートボード、ファッション、CBDなどのカルチャーや分野において、韓国や中国をはじめとするアジア圏、アメリカをはじめとする欧米…
-
RACK
RACKとは、1997年生まれ・京都府向日出身のラッパー。 高校生RAP選手権・第3〜7回に出場し、本戦の常連として注目を集める。オードリー若林似のモテない系キャラとしても話題に。 2016年8月30日開催のBAZOOKA!!!…
-
ゆるふわギャング
ゆるふわギャングとは、ラッパー・Ryugo IshidaとNENE(過去名義・Sophiee)、プロデューサー/トラックメーカー・Automaticからなるヒップホップユニット。 Ryugo IshidaとNENEは各々ソロ活動も行なって…
-
BASI
BASIとは、日本のラッパー。韻シストの元メンバー。大阪府泉佐野市出身。 2011年、自身のレーベル「BASIC MUSIC」を設立しソロデビュー。2021年、韻シストのアルバム「HARVEST」リリースとその宣伝活動を最後に韻シストを脱…
-
小川雅朝