SOUL'd OUT、無念の解散へ──ウェカピポから11年の活動に終止符

 SOUL'd OUT、無念の解散へ──ウェカピポから11年の活動に終止符
 SOUL'd OUT、無念の解散へ──ウェカピポから11年の活動に終止符

(c)SME RECORDS INC. & SONY MUSIC ENTERTAINMENT(JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED./SOUL'd OUTのみなさん/公式Webサイトより

独特の音楽性で人気を博していた音楽ユニット・SOUL'd OUTが、4月9日(水)リリースのアルバム『To From』発表後の活動をもって、解散することがわかった。

昨年のベストアルバム後に脱退表明

公式Webサイトでは、解散の理由として、2013年にリリースした活動10周年記念ベストアルバム『Decade』のあとに、キーボード兼、ほとんどの楽曲を手がけてきたメンバーのShinnosukeさんから私的な理由による脱退表明があったという。

このShinnosukeさんの脱退表明に対し、メンバーやスタッフと約1年にわたり話し合った結果、結成から数えると約15年間にわたるSOUL'd OUTの活動を締めくくることとなった。

また、メンバーからのメッセージとして「残念です。SOUL'd OUTに全てを注ぎ、括ってきた11年でした。」、「いつの日か、この決断が前向きだったと思えるよう、今度はそれぞれに、新たな音楽LIFEを築いていこうと心しています。」と綴られている。

ほかにない音楽性

SOUL'd OUTは、Diggy-MO'さんとBro.Hiさんの2MCに、キーボードや作曲を手がけるShinnosukeさんの3人からなる音楽ユニット。

2003年にエスエムイーレコーズより「ウェカピポ」でメジャーデビューを果たし、「Dream Drive/Shut Out」、「Flyte Tyme」などヒット曲を連発。前述の3曲を収録した1stアルバム『SOUL'd OUT』は50万枚以上ものヒットを記録している。
SOUL'd OUT 『ウェカピポ(Short ver.)』
その後も「イルカ」、「ALIVE」など、続々とヒット曲を生み出し続け、多様なジャンルを取り入れたほかにはない独特の音楽性が、若者を中心に大きな支持を得ていた。

2006年の13thシングル「Starlight Destiny」のリリースでは、それを記念して、ペルセウス座星群のNo.9990の星に「SOUL'd OUT」という名前が付けられ、「SOUL'd OUT星」誕生ということで話題になったことも。

ラストアルバムには投票で決めるファンベストも

最後となる4月9日(水)リリースのアルバム『To From』は、SOUL'd OUTとして通算6枚目となるオリジナルアルバム。オリジナルアルバムとファンベストが収録された2枚組になっており、現在、ファンベスト収録曲を決める特設投票ページもオープン。投票期間は2月23日(日)23:59までとなっている。

また、2月12日(水)には、ラストアルバム収録曲「Dear My Cru」が先行配信される。
この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。