この日、同イベント初日のヘッドライナーを務めていたBAD HOPは、ライブアクトの終盤でメンバー・T-PablowさんがMCで、「みんなに伝えなきゃいけないことがあって、BAD HOPは、解散します。ウソでも冗談でもなく、本当に解散します」とアナウンスした。
BAD HOPの写真をもっと見るBAD HOPを応援して頂いている皆様へ
— BAD HOP (@badhop_official) May 27, 2023
本日のPOP YOURSにて発表した様にBAD HOPは次のアルバムをもって解散します。
6月21日から始まる全国ツアーを終えた後に1日限りの解散ライブを考えています。
まだ会場は決まっていません。
最後のライブどこで見たいですか?#BADHOP解散 で教えてください。 pic.twitter.com/IiKP6DlBXU
新世代のヒップホップシーンを牽引するBAD HOP
BAD HOPは神奈川県川崎市を拠点に活動するヒップホップクルー。T-PablowさんのMCバトルでの活躍をきっかけに注目を集め、「Kawasaki Drift」「Ocean View」などのヒット曲でシーンを牽引役。2018年には日本武道館にてワンマンライブ『BreatH of South』を開催。 その後、横浜アリーナでのワンマンライブ「BAD HOP WORLD 2020」を開催(コロナ禍により無観客公演)するなど、精力的な活動をつづけ、大きな求心力を生む。USメインストリームのトレンドをいち早く取り入れつつ、新たな世代を代表するクルーとして、日本のヒップホップシーンの中心的な存在となった。 さらなる活躍が期待される中、突然の解散発表。発表の際、会場では驚きの声があがり、騒然。驚きは戸惑いから静寂へ、そして悲しみの声を上げる観客が多かった。
続けてBAD HOPはラストツアー「THE LAST SUMMER」の開催を発表。SNSでハッシュタグ「#BADHOP解散」を使ってラストライブの希望会場を募集するとT-Pablowさんがオーディエンスへ声をかけた。 このファイナルツアーの会場は地元・川崎CLUB CITTA'であるが、おそらくこの公演のあとに「最後の公演」を開催すると思われる。
「ラストツアーの先で最後にみんなでもう一度集まろう。みんな最後どこで俺たちを観たい?」「俺たちはヒップホップが大好きだしラッパーだから、やるって決めたら絶対にやる。死ぬ気で挑戦する」と問いかけた。
東京・世田谷を中心にして活動していたKANDYTOWNも、2023年3月にはグループとしての活動を終演。
2010年代を彩ってきた人気ヒップホップグループの相次ぐ活動終了に、大きな波紋が広がっている。
■ラストツアー『THE LAST SUMMER』
6月21日(水)東京・豊洲PIT
7月2日(日)福岡・UNITEDLAB
7月12日(水)愛知・名古屋ダイヤモンドホール
7月19日(水)大阪・なんばhatch
8月3日(木)東京・豊洲PIT
8月13日(日)宮城・仙台PIT
8月18日(金)神奈川・横浜1000 CLUB
8月23日(水)大阪・なんばhatch
9月2日(土)北海道・ZEPP札幌
9月6日(水)愛知・名古屋ダイヤモンドホール
9月12日(火)東京・豊洲 PIT
9月18日(月・祝)福岡・UNITEDLAB
9月26日(火)神奈川・川崎CLUB CITTA'
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