青文字系ファッション誌『Zipper』(祥伝社)が6月22日に1号限りの復活を果たす(Amazon商品ページ)。表紙・巻頭に木村カエラさんを迎えて、「90年代」をテーマにファッションとカルチャーを独自の視点で切り取る。
※2019年6月20日追記:公開された表紙画像を追加
読者をモデルとして起用する「読モ」カルチャーを牽引する雑誌としても知られるほか、きゃりーぱみゅぱみゅさんやぺこさんはじめ、今ではアーティストとして活躍する清川あさみさんらがモデルとして活躍してきた。
当時『Zipper』編集部のTwitterアカウントでは、モデルや読者へのお礼、そして「zipperの休刊は、単なる雑誌の休刊以上の意味があると思っています」とコメントしていた。
テーマには「90年代」を選び、 『Zipper』がリアルタイムで紹介してきた時代であり、 いまのファッショントレンドでもある同年代のファッションとカルチャーを独自の目線で切り取った。
表紙と巻頭ページには過去にも誌面に登場したアーティスト・木村カエラさんが登場。
90年代に一大ブームとなり、 奇しくも「今年で誕生から25年目」を迎える『BABY-G』とコラボレーションしたファッションシューティングとインタビューを掲載する。
ほかにも歴代パチパチズが登場する企画やストリートスナップ、イラストレーター・おおたうにさんの人気連載「チェリーコーク」の復活など、往年の読者に懐かしい企画も。
平成のファッションシーンを牽引し、新元号・令和の現代にアップデートされ復刊する『Zipper』。1号限りではあるものの、復刊後の反響は動向にも注目したい。
ほかにも、2014年のインフォレスト倒産で三栄書房に移管して発行されてきたメンズファッション誌『サムライイーエルオー(Samurai ELO)』が休刊など、ファッション雑誌に限っても休刊が続いている。
一方で、平成から令和への元号が変わるなかで、休刊した雑誌の復刊も相次いでいる。
ギャル系女性ファッション雑誌『egg』(MRA)が、クラウドファンディングでの資金調達を経て5月1日に復刊したのは記憶に新しい。
ほかにも、1999年に創刊して「おしゃれキング」というストリートのファッションリーダーを生み出した男性ヘア&ファッション誌『CHOKiCHOKi』(内外出版社)も5月末に復刊を果たしている。
※2019年6月20日追記:公開された表紙画像を追加
読モカルチャーを牽引した『Zipper』
『Zipper』は1993年に“みんなと同じスタイルは「NO」!”をコンセプトに創刊。その後24年にわたり、「個性を大事にして、自分らしくおしゃれを楽しもう」という提案を行ってきた。読者をモデルとして起用する「読モ」カルチャーを牽引する雑誌としても知られるほか、きゃりーぱみゅぱみゅさんやぺこさんはじめ、今ではアーティストとして活躍する清川あさみさんらがモデルとして活躍してきた。
2014年12月からは月刊から季刊となり、現在まで年4回発行。2017年12月発売号をもって休刊した。【ご報告】突然のご報告ですが、zipperは12/22発売号をもって24年の歴史に幕を閉じることになりました。#zipper#24年間ありがとう pic.twitter.com/qaa7CsksfT
— ZipperMagazineEditor (@zipperjp) 2017年11月21日
当時『Zipper』編集部のTwitterアカウントでは、モデルや読者へのお礼、そして「zipperの休刊は、単なる雑誌の休刊以上の意味があると思っています」とコメントしていた。
「90年代」をテーマに木村カエラが登場
1号限りの特別復刊号として発売される『Zipper』は、「いま『Zipper』という雑誌をつくるなら」を意識して制作。テーマには「90年代」を選び、 『Zipper』がリアルタイムで紹介してきた時代であり、 いまのファッショントレンドでもある同年代のファッションとカルチャーを独自の目線で切り取った。
表紙と巻頭ページには過去にも誌面に登場したアーティスト・木村カエラさんが登場。
90年代に一大ブームとなり、 奇しくも「今年で誕生から25年目」を迎える『BABY-G』とコラボレーションしたファッションシューティングとインタビューを掲載する。
ほかにも歴代パチパチズが登場する企画やストリートスナップ、イラストレーター・おおたうにさんの人気連載「チェリーコーク」の復活など、往年の読者に懐かしい企画も。
平成のファッションシーンを牽引し、新元号・令和の現代にアップデートされ復刊する『Zipper』。1号限りではあるものの、復刊後の反響は動向にも注目したい。
続く休刊、新元号を機に復刊するファッション誌
雑誌の休刊・廃刊はすでに当たり前のように報じられている。『Zipper』が休刊した2017年には、女性ファッション誌『KERA(ケラ!)』(ジェイ・インターナショナル)や『Soup.』(スープ)が休刊しともにデジタルへ移行。ほかにも、2014年のインフォレスト倒産で三栄書房に移管して発行されてきたメンズファッション誌『サムライイーエルオー(Samurai ELO)』が休刊など、ファッション雑誌に限っても休刊が続いている。
一方で、平成から令和への元号が変わるなかで、休刊した雑誌の復刊も相次いでいる。
ギャル系女性ファッション雑誌『egg』(MRA)が、クラウドファンディングでの資金調達を経て5月1日に復刊したのは記憶に新しい。
ほかにも、1999年に創刊して「おしゃれキング」というストリートのファッションリーダーを生み出した男性ヘア&ファッション誌『CHOKiCHOKi』(内外出版社)も5月末に復刊を果たしている。
新元号が巻き起こす変化
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