ソニーが1999年に発売したロボット犬・AIBOをみなさん覚えているでしょうか? もしくは知っているでしょうか?
AIBOの誕生とその後を描き出す書籍『ぼくらがAIBOをつくった:ソニー・ロボティクスの挑戦』が、12月25日(木)に刊行されます。
著者は、ジャーナリストでありゲーム考古学者としても知られる黒川文雄さん。
【写真】著者やAIBOに携わった開発者たち当時のロボット像を大きく更新した「AIBO」
AIBOは、ソニーが1999年に発売した犬型のエンタテインメントロボットです。
初代AIBO
家電や産業用途ではなく、「人と共に暮らし、感情的な関係を結ぶ存在」として設計された点が画期的で、当時の人々がイメージするロボット像を大きく更新したプロダクトとして評価されています。
残念ながら2006年に一度は生産終了を迎えるものの、その後もユーザーコミュニティは存続。2018年にはAIやネットワーク技術を取り入れた新生「aibo」として復活を遂げました。
aibo
「AIBOの父」土井利忠やアーティスト空山基へのインタビューも掲載
書籍『ぼくらがAIBOをつくった』は、いわゆる製品史や技術解説にとどまらず、AIBOというプロジェクトが立ち上がった背景にあった思想や組織文化までを取材。
「AIBOの父」と呼ばれる土井利忠さんをはじめ、AI/ロボティクス研究の第一線を担ってきた開発者たちが登場し、技術者たちの葛藤を記録するドキュメントとなっている。
さらにコンセプトデザインを担当したアーティスト・空山基さんへのインタビューも掲載。ニューラルネットワーク研究や、二足歩行ロボット「QRIO」(試作品)への技術的展開など、AIBOが後のロボティクス研究に残した影響についても言及されています。
1990年代後半から2000年代にかけてのソニー社内の空気感が、証言を通して明らかにする構成となるようです。





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