「2022国際ロボット展」でお披露目された3体のロボットは、シンプルな構造のボディにまん丸な目、開閉するシンプルな口元が可愛らしいのですが、拍手をさせたらすごいんです。なんとも自然なクラップ音。
彼らが「マツケンサンバ」を歌いながら踊る動画のフルバージョンには、Twitterで4万を超える「いいね」がついています。
このロボットを生み出したエンタメイカー・バイバイワールドの代表・髙橋征資さんに制作の裏側を伺いました。
ポップで親しみやすいロボット登場
学生の頃から「柔らかいロボットの研究」に取り組み、拍手マシンの制作を続けてきたという髙橋さん。せっかくなので、幸せなら手をたたこう pic.twitter.com/7AYMlcnloX
— 髙橋 征資【バイバイワールド】 (@BYE_BYE_WORLD) March 9, 2022
より幅広い人たちを楽しませたいという思いのもと、拍手を軸にコミュニケーションとパフォーマンスに特化し、キャラクター化したロボットが今回のビッグクラッピーでした。
彼らの活躍場所は多岐にわたり、お店や展示会で「見るだけでもどうぞ〜」と声かけを行ったり、イベントに複数台で登場して歌を歌って盛り上げ役を買ったりと、様々なシーンで親しまれています。
髙橋さんがビッグクラッピーの開発に着手したのが2013年、最初に発売されたのが2018年。国際ロボット展、無事終了。
— 髙橋 征資【バイバイワールド】 (@BYE_BYE_WORLD) March 12, 2022
ビッグクラッピーたちもハイテンションを維持し大きな故障なくマツケンサンバを歌いたおしました👏ロボットに1番感動するのはこの直向きさですなぁ#国際ロボット展 pic.twitter.com/MNHP1lEzuF
そして拍手マシンのプロトタイプ「音手(おんず)」が開発されたのが2009年というので、足掛け9年を超える発明品です。
見ているだけで多幸感あふれるビッグクラッピーの人気に火がついた結果、ハンディサイズの「パチパチクラッピー」レッドがAmazonで一時的に在庫切れになる現象も。Amazonのパチパチクラッピーレッドが在庫切れで値段が倍以上に…他のカラーはまだ在庫ありますがレッドも近日中に在庫復活しますのでしばしお待ち下さい🙏
— 髙橋 征資【バイバイワールド】 (@BYE_BYE_WORLD) March 11, 2022
もしくはバイバイワールドのオンラインストアは在庫ありです🙏https://t.co/LZEC7SSA0T pic.twitter.com/o8LRWcIV1l
帰宅して、彼らが拍手で迎えてくれたらどんなに嬉しいだろう……と思わず夢想してしまうポップでキュートなロボットたちでした。
ポップなアイデア
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日夜生み出されるポップな動画たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 動画系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の動画を紹介していきます。
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