一世を風靡し映画化までされたゲーム『8番出口』。そして、その続編にあたる『8番のりば』も大きな注目を集めています。
このシリーズが持つ、明確なストーリーを持たない余白のある設定とランダム性を重視したゲーム体験は、プレイヤーごとに異なる“遊び”を生み出すことを可能にしました。
このユニークな構造から、数多くの実況者やストリーマーが独自の解釈や演出を加えた動画を投稿。そんな工夫に溢れた動画群の存在も『8番出口』『8番のりば』の人気に繋がったことは間違いないでしょう。
そんな『8番のりば』の実況動画の中で、「クオリティーが高すぎる」と話題を集めているのが、このえすいちさんのゆっくり実況動画。
小気味いいテンポで繰り出される「茶番」と、細部にまでこだわり抜かれた映像編集で魅せるゆっくり実況のスタイルが、多くの視聴者を惹きつけてます。
まさかの初投稿──クオリティの高すぎる『8番のりば』のゆっくり実況
『8番のりば』は、永遠に走り続ける電車に閉じ込められてしまったプレイヤーが、異変が発生する電車内を移動して終点に到達することを目的するゲームです。
そんな、『8番のりば』のゆっくり実況動画で注目を集めるのは12月7日にYouTubeに投稿されたえすいちさんの動画。
この動画は、多くのゆっくり実況動画と同じく「東方Project」シリーズから派生して生まれたキャラクター・ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙が登場。2人(?)の会話を中心に『8番のりば』の攻略を目指すという内容となっています。
まず、動画が多くの視聴者に広まったきっかけが、Xに投稿されたオープニングの映像。「初投稿なのになんてスタイリッシュで洗練されているんだ!」と多くの視聴者が驚き、執筆時点でいいね数は2.1万を突破しました。
もちろん、オープニングだけではなく本編のこだわりも秀逸。
本来は平面的な立ち絵だけで会話が展開されるゆっくり実況ですが、この動画では立ち絵にコミカルな動きが添えられます。
生き生きと躍動し、凄まじいテンポで茶番を展開する霊夢と魔理沙の姿はなかなか新鮮。動画時間が10分弱とは思えないほどに情報量が詰め込まれています。
ワイプの2人も常に動く!/画像はYouTubeから
このような、直感的な楽しさもさることながらネタの細かさにも注目。『8番のりば』はゲームの演出の都合上、どうしても“プレイヤーの身体”がゲーム画面に映りこんでしまいます。
普通はそんなこと当たり前なので気にすることはありませんが、えすいちさんは、そこにひと工夫を添えます。
例えば、スマホを手に持つこのシーン。スマホの待ち受け画面を霊夢と魔理沙の自撮りにするだけではなく、手も自前の素材を使用しています。こういったひと工夫に妥協がない動画制作が、えすいちさんの大きな特徴となっています。
霊夢と魔理沙の自撮りがかわいい/画像はYouTubeから
一体どれだけの時間をかけてこの動画がつくられたのか。想像するとぞっとしますね……。
『Fate/Grand Order』のMAD動画を投稿していたえすいちさん
えすいちさんは他のゲーム実況動画を投稿していた形跡はないものの、過去に『Fate/Grand Order』のMAD動画を投稿していました。
しかも、最も再生されている動画はYouTubeで105万再生を突破しています。
ゆっくり実況のクオリティの高さは、この動画制作の経験から来ていると思うと納得。これからのゲーム実況動画投稿にも期待が膨らみます。
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