青文字系雑誌『Zipper』休刊「単なる雑誌の休刊以上の意味がある」

青文字系雑誌『Zipper』休刊「単なる雑誌の休刊以上の意味がある」
青文字系雑誌『Zipper』休刊「単なる雑誌の休刊以上の意味がある」

画像は『Zipper』2017年11月号の表紙

ファッション雑誌『Zipper』(祥伝社)が、2017年12月22日(金)発売号をもって休刊することが明かされた。

雑誌が続々休刊し、Webに移行するケースが年々増える中での発表となった。

『Zipper』編集部はTwitterアカウントを更新。モデルや読者へのお礼、そして「zipperの休刊は、単なる雑誌の休刊以上の意味があると思っています。」とコメントしている。

『Zipper』とは?

1993年の創刊から現在まで、いわゆる“青文字系”を代表するファッション雑誌。現在の公式キャッチコピーは「原宿発! No.1おしゃれGIRLSマガジン」。

読者をモデルとして起用する「読モ」カルチャーを牽引する雑誌としても知られる。

Zipperではこれまで、きゃりーぱみゅぱみゅさんやぺこさんはじめ、今ではアーティストとして活躍する清川あさみさんらがモデルとして活躍してきた。

2014年12月からは月刊から季刊となり、現在まで年4回発行されていた。

24年の歴史に幕

雑誌休刊・廃刊の報道は当たり前になってきているが、2017年に入ってからも、女性ファッション誌『KERA(ケラ!)』(ジェイ・インターナショナル)や『Soup.』(スープ)が休刊しともにデジタルへ移行。

ほかにも、2014年のインフォレスト倒産で三栄書房に移管して発行されてきたメンズファッション誌『サムライイーエルオー(Samurai ELO)』が休刊など、ファッション雑誌に限っても休刊が相次いでいる。

『Zipper』編集部のTwitterでは、最終号に向けて「かつてzipperっ子だったあなたと、今zipperっ子のあなたとみんなで最終号までzipperを盛り上げていきたいです」としている。

最終号は、これまでも『Zipper』でモデルとして活動してきた、元モーニング娘。の高橋愛さんが表紙を飾るとのこと。

誌面を彩ったアイコンの方々

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