2021年はテレビ、CM、ラジオなどなど、様々なメディアで日本語ラップを耳にする機会が増え続けています。
近年では『フリースタイルダンジョン』や『BAZOOKA!!!高校生RAP選手権』などのTV番組がフリースタイルバトルブームを牽引。
リスナーが増えたことでシーンは活性化し、新たな若手が台頭したり、ベテランが改めて存在感を発揮したりといった動きがみられました。
そこで、ここでは、これまでKAI-YOUで特集してきた様々なラッパーのインタビューや対談をまとめていきます。
興味を持ったあのラッパーの知られざる一面、もしくは今まで知らなかったラッパーを知る機会になれたら幸いです。
順調にアルバムをリリースし、冠ラジオ番組も始まった中、突如活動が停止し、以降1年間公の場から姿を消したRYKEYさんの空白の1年間や、盟友・SALUさんとのお話などを語ってくれています。
2人が所属する“クルー”ではない集団・Pitch Odd Mansionや、唾奇さんのMCネームの由来、劣悪な家庭環境をメロウなビートの上でラフにラップする唾奇さんが「ラップはギャグだと思ってる」と語った理由とは。
「BAZOOKA!!! 第12回 高校生RAP選手権 in 幕張」で優勝した当時、彼が「『高校日本一』という称号は、プロモーションの手段でしかない」と語った理由はなぜだったのでしょうか?
一見接点が無さそうに見える手塚治虫さんから「自分のいまのスタイルは、確実にオサムDNAからもらってるっすね」と語るほどの影響を、どのように受けたのかを語っています。
「フリースタイルダンジョン」の審査員降板などの騒動の渦中だった2016年から、「フリースタイルダンジョン」にチャレンジャーとして出場し、初の制覇を成し遂げた後に語られる、ヒップホップへの想いや社会とヒップホップへの考えは必見です。
インターネットやNetflixへの考えはもちろん、注目する音楽配信サービスの話などは、リビングレジェンドと呼ばれるまでの成功を収めた立場ならではの内容となっています。
肉体派である2人の筋トレトークをはじめ、フリースタイルをあまりしないMCであるYOUNG HASTLEさんと、代理店の企画会議にも参加するという大川さんがそれぞれの視点から見たMCバトルブームの話が興味深いです。
アーケードやPCなど、プレイし続けてきた中で感じるゲームの進化にはじまり、おじいさんがアフリカで狩ってきたという動物のはく製の話まで。Zeebraさんとの出会いや「さんピンCAMP」の思い出など、様々な分野で濃い話を持つUZIさんの底知れなさがうかがえます。
ネットラップ出身の2人に、ストリートとの違いや当時のシーン、クルーが形成されていく経緯を語っていただきました。
クリエイターもリスナーもネットを駆使する配信時代に、改めて「ストリート」とは何なのか、ヒップホップとインターネットの先端を走ってきた2人が考え、語ってくれています。
特徴的なグリーン一色のバックやツボを抑えたインタビュイーの選定で異色の存在感を放つ「ニートtokyo」に、結成秘話や取材のスタイル、取材対象を選ぶ方針などを聞いています。
中堅としてのシーンとのかかわり方や、写実的なリリックのスタイル、「メンヘラおじさん」としての生き様とはどんなものなのでしょうか。
現在も活躍する才能を数多く輩出してきた「高校生RAP選手権」を制した心境や、長野県のヒップホップシーンの話などを語ってくれています。
作者である背川昇さんと監修をつとめたR-指定さん、般若さんが語る、漫画というラップ以外での「ラップの表現」やシーン拡大の最中、メディア露出を背負って立った2人の言葉は一見の価値ありでしょう。
当時「フリースタイルダンジョン」のラスボスであり、武道館ライブという1つの大台を控えた般若さん。そのユーモラスでありながらストイックなスタイルの在り方を語ってくれています。
ヒップホップのファンで、その要素を取り入れる岩渕さんと、楽曲「どっち」などで体育会系でもなく文化系でもないという感覚を曲にしていたR-指定さんの共通項とは。
「今日当たったMCはみんな、僕の背中を押してくれた」と語るHARDYさんが戦いの中で感じていたこと、そして彼の考えるバトルシーンの行く末とは。
近年では『フリースタイルダンジョン』や『BAZOOKA!!!高校生RAP選手権』などのTV番組がフリースタイルバトルブームを牽引。
リスナーが増えたことでシーンは活性化し、新たな若手が台頭したり、ベテランが改めて存在感を発揮したりといった動きがみられました。
そこで、ここでは、これまでKAI-YOUで特集してきた様々なラッパーのインタビューや対談をまとめていきます。
興味を持ったあのラッパーの知られざる一面、もしくは今まで知らなかったラッパーを知る機会になれたら幸いです。
2016年までのインタビューまとめはこちら
目次
- 1. 2017年
- 2. RYKEY
- 3. 唾奇×Sweet William
- 4. Core-Boy(現:Novel Core)
- 5. D.O
- 6. 晋平太
- 7. Rev.Run(Run-DMC)
- 8. YOUNG HASTLE×大川竜弥
- 9. UZI
- 10. 電波少女
- 11. 2018年
- 12. Jinmenusagi×Itto
- 13. ニートtokyo(SEEDA、山田文大、伊江成晃、HSMT CLUB)
- 14. Minchanbaby
- 15. G-HOPE
- 16. R-指定×般若×背川昇
- 17. 般若
- 18. 岩渕想太×R-指定
- 19. HARDY
- 20. 2019年
- 21. MCでこ八
- 22. 2020年
- 23. SILENT KILLA JOINT(かずきむぎちゃ)
- 24. crystal-z
- 25. Jinmenusagi×DubbyMaple
- 26. FEMM
- 27. 2021年
- 28. Novel Core
- 29. KAI-YOU Premium
- 30. 兄ぽこ
- 31. 舐達麻
- 32. CIRRRCLE
- 33. ARKHAM
- 34. たなか
- 35. MC正社員×怨念JAP×MC派遣社員
- 36. A.G.O×タカノシンヤ
- 37. SILENT KILLA JOINT
- 38. 漢 a.k.a. GAMI
- 39. 木村昴×兄ぽこ
- 40. 孫GONG
- 41. Jinmenusagi
- 42. MIYACHI×Matt Cab
- 43. 韻マン
2017年
RYKEY
実体験に基づくハードコアな内容と詩的なリリックで注目されるラッパー・RYKEYさんへのインタビュー。順調にアルバムをリリースし、冠ラジオ番組も始まった中、突如活動が停止し、以降1年間公の場から姿を消したRYKEYさんの空白の1年間や、盟友・SALUさんとのお話などを語ってくれています。
唾奇×Sweet William
沖縄出身のMC・唾奇さんとビートメイカー・Sweet Williamさんのインタビュー。2人が所属する“クルー”ではない集団・Pitch Odd Mansionや、唾奇さんのMCネームの由来、劣悪な家庭環境をメロウなビートの上でラフにラップする唾奇さんが「ラップはギャグだと思ってる」と語った理由とは。
Core-Boy(現:Novel Core)
現在はNovel Coreとして活動しているCore-Boyさんへのインタビュー。「BAZOOKA!!! 第12回 高校生RAP選手権 in 幕張」で優勝した当時、彼が「『高校日本一』という称号は、プロモーションの手段でしかない」と語った理由はなぜだったのでしょうか?
D.O
練マザファッカーのリーダーとしても知られるラッパーのD.Oさんへのインタビュー。一見接点が無さそうに見える手塚治虫さんから「自分のいまのスタイルは、確実にオサムDNAからもらってるっすね」と語るほどの影響を、どのように受けたのかを語っています。
晋平太
2016年のインタビューに続く、晋平太さんへの2度目のソロインタビュー。「フリースタイルダンジョン」の審査員降板などの騒動の渦中だった2016年から、「フリースタイルダンジョン」にチャレンジャーとして出場し、初の制覇を成し遂げた後に語られる、ヒップホップへの想いや社会とヒップホップへの考えは必見です。
Rev.Run(Run-DMC)
ヒップホップという文化を現在のかたちにし、音楽・ファッション双方において「ラッパー」というイメージをつくり上げたクルー・Run-DMCのフロントマンであるRev.Runさんのインタビュー。インターネットやNetflixへの考えはもちろん、注目する音楽配信サービスの話などは、リビングレジェンドと呼ばれるまでの成功を収めた立場ならではの内容となっています。
YOUNG HASTLE×大川竜弥
「Workout」という筋トレ愛を歌った曲をつくるほどの筋トレ好き・YOUNG HASTLEさんと、自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデルの大川竜弥さんの対談。肉体派である2人の筋トレトークをはじめ、フリースタイルをあまりしないMCであるYOUNG HASTLEさんと、代理店の企画会議にも参加するという大川さんがそれぞれの視点から見たMCバトルブームの話が興味深いです。
UZI
「うぇいよー!」の掛け声でもおなじみのUZIさん。実はサッカーゲーム『バーチャストライカー98』の全国大会で優勝した経験もある実力者です。アーケードやPCなど、プレイし続けてきた中で感じるゲームの進化にはじまり、おじいさんがアフリカで狩ってきたという動物のはく製の話まで。Zeebraさんとの出会いや「さんピンCAMP」の思い出など、様々な分野で濃い話を持つUZIさんの底知れなさがうかがえます。
電波少女
ネガティブをパワーに変換するポップセンスを持ちながらも、時折感じられるリリックから伝わってくる闇のパワーワードに心奪われるMC担当・ハシシさんと、パフォーマンス&ボタンを押す係(DJ)担当・nicecreamさんからなるヒップホップクルー・電波少女(デンパガール)。ネットラップ出身の2人に、ストリートとの違いや当時のシーン、クルーが形成されていく経緯を語っていただきました。
2018年
Jinmenusagi×Itto
ネットラップに出自を持つJinmenusagiさんと、彼とともにWネームでアルバム『Eternal Timer』をリリースしたIttoさんへのインタビュー。クリエイターもリスナーもネットを駆使する配信時代に、改めて「ストリート」とは何なのか、ヒップホップとインターネットの先端を走ってきた2人が考え、語ってくれています。
ニートtokyo(SEEDA、山田文大、伊江成晃、HSMT CLUB)
ラップ/ヒップホップ関係者専門のインタビューメディア「ニートtokyo」の主催である、ラッパー・SEEDAさん、ライター/編集者・山田文大さん、ディレクター・伊江成晃さん、動画編集・HSMT CLUBさんへのインタビュー。特徴的なグリーン一色のバックやツボを抑えたインタビュイーの選定で異色の存在感を放つ「ニートtokyo」に、結成秘話や取材のスタイル、取材対象を選ぶ方針などを聞いています。
Minchanbaby
長いキャリアを積み重ねながら、2016年に突如旧名MINTとしての活動終了を宣言。引退疑惑が流れる中、2017年に名前を改め再始動したMinchanbabyさんへのインタビュー。中堅としてのシーンとのかかわり方や、写実的なリリックのスタイル、「メンヘラおじさん」としての生き様とはどんなものなのでしょうか。
G-HOPE
「第13回高校生RAP選手権」を制した長野県出身のラッパー・G-HOPEさんへのインタビュー。現在も活躍する才能を数多く輩出してきた「高校生RAP選手権」を制した心境や、長野県のヒップホップシーンの話などを語ってくれています。
R-指定×般若×背川昇
『週刊スピリッツ』で連載されていた百合×ラップを題材にした漫画『キャッチャー・イン・ザ・ライム』に関するインタビュー。作者である背川昇さんと監修をつとめたR-指定さん、般若さんが語る、漫画というラップ以外での「ラップの表現」やシーン拡大の最中、メディア露出を背負って立った2人の言葉は一見の価値ありでしょう。
般若
ラッパー・般若さんの単独インタビュー。当時「フリースタイルダンジョン」のラスボスであり、武道館ライブという1つの大台を控えた般若さん。そのユーモラスでありながらストイックなスタイルの在り方を語ってくれています。
岩渕想太×R-指定
バンド・パノラマパナマタウンの岩渕想太さんと、R-指定さんの対談。ヒップホップのファンで、その要素を取り入れる岩渕さんと、楽曲「どっち」などで体育会系でもなく文化系でもないという感覚を曲にしていたR-指定さんの共通項とは。
HARDY
「第14回高校生RAP選手権」の覇者・HARDYさんへのインタビュー。「今日当たったMCはみんな、僕の背中を押してくれた」と語るHARDYさんが戦いの中で感じていたこと、そして彼の考えるバトルシーンの行く末とは。
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日夜生み出される現象や事象を“ポップなまとめ記事”として紹介する人気連載。 いま注目を集めるジャンル、気になったときにチェックしたいトレンド──。 KAI-YOUでは「POP」を軸に、さまざまな対象をまとめて紹介していきます。
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