電波少女

でんぱがーる

電波少女とは、ラッパーのハシシ、DJ(ボタンを押す係)/ダンサーのnicecreamから成るヒップホップクルー。


ネットラップのシーンから登場し、多方面から注目を集める。2017年夏にソニーミュージックレーベルズ内アリオラジャパンからメジャーデビュー。


過去のメンバーにFUNKY髭HANK、野崎りこん、souma、kerberos、赤目らがいる。

電波少女

概要

2009年に赤目、野崎りこん、ハシシ、souma、kerberosの五人でネットラジオを企画した際に結成。メンバーに女の子がいたことから、ハシシが「電波少女(でんぱがーる)」という名前を提案した。ネットラジオは週一で行われ、第2回が終わった際にFUNKY髭HANKがメンバーに加わった。初期メンバーは赤目、野崎りこん、ハシシ、souma、kerberos、FUNKY髭HANKの六人であった。

その後、ハシシ(当時は武富士アコムという名前を用いていた)とFUNKY髭HANK(花子)の2人体制になったが、ハシシの地元である宮崎の高校時代からの友人・nicecreamがDJ・パフォーマーとして加入。メンバーが3人となり本格的な活動を開始する。

2010年に公開されたフリーダウンロードの音源集「廃盤」は2000DL以上を記録。この頃、各動­画サイトにアップロードされた音源やMVが累計で30万再生を突破する。

2013年7月13日に初のアルバムとなる『BIOS』を発売。1000枚を即完売させる。『BIOS』はすべての楽曲のタイトル/テーマに、数多くの生物の種名や習性を盛り込んでつくられたコンセプトのアルバムとなっている。結果的に2500枚を超えるセールスを記録し、現在は入手困難。高値で取引されている(廃盤化)。

2014年7月に仙台で行われたライブを最後にFUNKY髭HANKが脱退。大きな反響があったが、以後はハシシ、nicecreamの2人体制で活動をしている。

2015年7月には2ndアルバム『WHO』をリリース。RAqJinmenusagiNIHA-C抹 a.k.a ナンブヒトシぼくのリリックのぼうよみコカツ・テスタロッサSHAKABOOZといったネット時代からの知人であるMCを多く客演に招き、楽曲を構成している。初のワンマンLIVEとなったリリースパーティーにも数多くの客演が集った。

2016年11月より、「電波少女的ヒッチハイクの旅」と題し、46都道府県をヒッチハイクで周りながら全国でストリートライブを敢行。期限内に目標を達成し、ソニーミュージック内アリオラジャパンからメジャーデビューが決定した。

2017年5月にデジタルシングル第一弾として「Re:カールマイヤー」の発売が予告されていたが、ハシシの意向により発売中止に。6月に新曲「ME」の発売が新たに告知されている。

作風

中毒性の高いハシシのキャッチーなメロディーセンスと、畳み掛けるようなライ­ミングは多方面から評価されている。また、ライブにおけるnicecreamの華やかなダンスパフォーマンスによって、独特の空間を生み出し続けている。

また、ストリートやヒップホップファン以外からも評価された現在も、ハシシは毎日のようにニコニコ生放送を行い、ファンやヘイターと交流を深めている。

これについてハシシは、インタビューで「カッコいいものや面白いものをつくる上で、あえて欠点というか、余分なものの面白さが欲しい」と語っている。

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