ラッパーとしても活動する総合格闘家の芦澤竜誠さんが6月2日、新曲「ANARCHY」をリリースした。
同日自身のInstagramに「『anarchy』って曲に、俺の怒りも真実も詰まってる。黙って逃げ続けるそれが“お前のリアル”なんだろうな。聴けば分かるよ、どっちが本物か。俺は生き様磨き続ける」と投稿。
タイトルや歌詞の内容などから、ラッパーのANARCHYさんへのディス曲とみられている。これまでRIZIN出場時には共に入場し、2人で楽曲もリリースするなど親交の深かった両者の間に何があったのか。大きな注目を集めている。
ラッパーとしても活動する総合格闘家・芦澤竜誠
芦澤竜誠さんは1995年5月1日、山梨県出身の総合格闘家/ラッパー。長い手足から放たれるしなやかな打撃を武器、K-1を経て2023年4月にRIZIN初出場。現在までの戦績は3勝2敗(うち1勝はキックボクシング)。
派手目な見た目や言動とは裏腹に、格闘家として食事は自炊をするなど摂生につとめるファイターとして知られている。その一端は、過去にRIZINのYouTubeで公開されたドキュメンタリーでもうかがえる。
総合格闘家のかたわら、ラッパーとしても活動。リリース頻度は少ないものの2020年以降、複数のシングルやEPを発表している。
日本を代表するラッパーの一人であるANARCHYさんとは、RIZIN入場時にリングまでの花道を共に歩くこともあるなど、親交の深い間柄。2022年には芦澤竜誠 & ANARCHY名義で楽曲「IMAGE」もリリースした。
直近でも、2025年4月に公開されたANARCHYさんの楽曲「緑のモンテカルロ」のMVにも登場していた。
親交の深い芦澤竜誠とANARCHYに何が起こったのか?
仲の良い2人だけに、芦澤竜誠さんの楽曲「ANARCHY」は、ファンを中心に波紋を呼んでいる。リリースされた6月2日には、InstagramのストーリーズでもANARCHYさんへの非難と思しき内容を投稿していた。
「ANARCHY」の歌詞の中には、ANARCHYさんとの仲の良さがうかがえるエピソードと共に、「騙して食わせてきた紙に染みる……(※聞き取れず)」というフレーズや気分が悪くなったことを表現する内容が含まれていた。
この「紙」が、合成麻薬の一種で規制対象の薬物「LSD」の隠語であることから、楽曲を聴いた人々の間では、“芦澤竜誠さんはANARCHYさんに対して、薬物を接種させられたことを怒っているのではないか”との反応が広がっている。
RIZINでも人気の高いファイター・芦澤竜誠さんと大物ラッパー・ANARCHYさん。自他共に認める仲の良さで知られる2人の関係性に何が起こったのか。この曲をきっかけに“ビーフ”へと発展するのか。その行末や真相が注目を集めている。

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