総合格闘家/YouTuber/実業家である朝倉未来選手が、12月31日(水)の大晦日に開催される総合格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」で、現フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手と戦うことが明らかになった。
RIZINを主催するRIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月5日、「大晦日に関する緊急記者会見」で発表した。朝倉選手はフェザー級のベルトを懸けて、全試合KO/一本勝利のシェイドゥラエフ選手とのタイトルマッチに挑む。
2015年にはじまったRIZINの10周年の最後を飾る「RIZIN師走の超強者祭り」は12月31日(水)、さいたまスーパーアリーナで開催される。
朝倉未来「史上最強の相手」「全力で1ラウンドから倒しにいく」
キルギス共和国出身のシェイドゥラエフ選手は、RIZINを含めてプロMMA全勝、全試合2R内フィニッシュという圧倒的な強さを誇るRIZIN現フェザー級王者。
5月の「RIZIN男祭り」でクレベル・コイケ選手に1ラウンド1分2秒で勝利して新チャンピオンに君臨すると、9月の「RIZIN.51」ではビクター・コレスニック選手にも33秒で勝利して初防衛を成し遂げている。
一方の朝倉選手は、YouTuberや実業家としても活動し、格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の代表としても知られている。
直近のRIZINでは、5月の「RIZIN男祭り」で鈴木千裕選手に勝利すると、7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」でもクレベル選手に勝利。その直後からシェイドゥラエフ選手との対決を口にしていた。
大晦日での対決について朝倉選手は会見で、「史上最強の相手を用意してもらって、相手にとって不足はないと思うので、全力で1ラウンドから倒していきたいと思います」とコメント。
対するシェイドゥラエフ選手も「最適な対戦相手を選んでくれてありがとうございます。朝倉未来選手のファンが多いと思いますが、大晦日で状況は変わりますので、楽しみに待っていてください」と自信を見せた。
「RIZIN師走の超強者祭り」はライト、バンタム、フライほか各階級で6大タイトルマッチ
11月5日の会見ではフェザー級タイトルマッチ以外にも、5つのタイトルマッチを含む注目のカードが発表された。
まずは、RIZIN史上最多となる5度目の王座防衛を成し遂げた現ライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ選手が、野村駿太選手と戦うライト級タイトルマッチ。
フェザー級のシェイドゥラエフ選手と同じく、“初代ライト級王者”という肩書きからもわかる通り、同階級において圧倒的な強さを見せているサトシ選手が、元Bellator王者のパトリッキー・ピットブル選手を下した野村選手を迎え打つ。
ライト級タイトルマッチ:ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 野村駿太
このほか、バンタム級タイトルマッチでは井上直樹選手vs.ダニー・サバテロ選手、女子スーパーアトム級タイトルマッチでは伊澤星花選手vs.RENA選手、ヘビー級タイトルマッチではアレクサンダー・ソルダトキン選手vs.ライアン・ベイダー選手が決定。
バンタム級タイトルマッチ:井上直樹 vs. ダニー・サバテロ
女子スーパーアトム級タイトルマッチ:伊澤星花 vs. RENA
ヘビー級タイトルマッチ:アレクサンダー・ソルダトキン vs. ライアン・ベイダー
そして、フライ級GPこと「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」の決勝戦でありフライ級タイトルマッチとして、扇久保博正選手vs.元谷友貴選手の試合も実施される。
フライ級タイトルマッチ:扇久保博正 vs. 元谷友貴
さらに会見では、フェザー級の試合として斎藤裕選手vs.YA-MAN選手も発表。今後のさらなる追加対戦カードの発表も含め、2025年末の「RIZIN師走の超強者祭り」への注目度はより大きくなりそうだ。
斎藤裕 vs. YA-MAN
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