モフモフの大型犬が傷に寄り添ってくれる!
最高に癒やされる“絆創膏”のカバーが最高にポップなのでご紹介します。
多摩美術大学に在学中のdakerosaさんが手がけた、大型犬の絆創膏カバーです(絆創膏の上から貼り付けるものなので、傷口に直接貼るものではありません)。
「レトリバー」「ハスキー」など5匹のわんちゃんたちが、傷だけじゃなくて、心まで癒やしてくれるでしょう。見る度にちょっと笑顔になれる素敵なアイデアですよね。
dakerosaさんは以前にも猫の絆創膏カバーで反響を集めており、製品化を目指したクラウドファンディングでは、558人もの方々から支援総額326万円以上を集めてプロジェクトを成功させています。
そんなdakerosaさんの新作、大型犬の絆創膏カバーについて、こだわりのポイントなどをお聞きしました。
【画像】ずっと付けていたくなる絆創膏「キズナデ」シリーズ可愛い! 動物たちの絆創膏カバー「キズナデ」シリーズ
──今話題になっている大型犬の絆創膏カバーの前に、猫の絆創膏カバーがSNSで話題となり、5月に終了したクラウドファンディングも大成功に終わっています。
これら「キズナデ」シリーズの反響をどう受け止められていますか?
dakerosa わーーー!という気持ちです。誰かが自分の作品で元気になってくれたことがとても嬉しかったです。
でも、それまで黙々と制作していたものが突然大勢に知られたことには、正直ビクビクしていました。
──急に注目を集めるようになったわけですもんね。それによってなにか変化はありましたか?
dakerosa SNSに関してもそれまでは楽しむ側だったのが、話題になったことで見られる側として意識してしまって。
一時期ポスト内容が堅苦しくなったり、余計な絵文字を付けまくったりしていました(笑)。
よく見ると全然違う! 犬種によって異なる毛質の再現にこだわり
──猫の絆創膏カバーの製品化の苦労についてはクラウドファンディングサービス・Makuakeのプロジェクトページ(外部リンク)に詳しいですが、大型犬の絆創膏カバーをつくる時に苦労した点はありますか?
dakerosa 犬たちの造形は犬種によって本当にバラバラで、1つがフサフサ過ぎると他が痩せて見えてしまったり……全体の雰囲気を揃えるのに苦労しました!
──耳の垂れ方一つとってもかなり違いますよね。では、制作時のこだわり、注目してほしいポイントを教えてください。
dakerosa 毛質の再現をこだわったので注目してほしいです!
特に大型犬は毛質によって全然違う犬種に見えてしまうので、細かい調整を頑張りました。
──確かに写真からでも毛質の違いはわかりますね。最後に「キズナデ」シリーズに関わらず、dakerosaさんのこれからの目標や実現したいことはありますか?
dakerosa 幼い頃から誰かを喜ばせるために企むことが好きでした。
今回だけに留まらず、これから先も、その場にいる人や多くの人をポジティブな気持ちにする作品をつくり続けたいと思います。
【dakerosaさんのプロフィール】
2001年生まれ。多摩美術大学 在学中。変でカワイイものを制作する。
【主な活動歴】
・展示「37.4°」(ART IN GALLERY,2022)
・作品掲載『GINZA 9月号』(マガジンハウス,2024)
・ゲスト出演「ZIP-FM SUPER CAST」(2024)
・クラウドファンディング「キズナデ」(Makuake,2024)
・展示「ふわふわな生き物たち」(gallery conceal 渋谷,2024)など
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連載
日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
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