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アニメ監督 山田尚子の新作『きみの色』来秋公開 少女たちの葛藤、恋模様描く

アニメ監督 山田尚子の新作『きみの色』来秋公開 少女たちの葛藤、恋模様描く

山田尚子さんの最新作『君の色』のスーパーティザービジュアル

アニメーション監督・山田尚子さん待望の完全オリジナル長編最新作『きみの色』が、2023年秋に劇場公開される。発表に併せてスーパーティザービジュアル・PVが解禁された。

物語のテーマは山田尚子さんが最も得意とする思春期の青春。少女たちそれぞれが向き合う自立、葛藤、恋の模様が、まるで絵画のような美しい映像で描かれる。

脚本をつとめるのは吉田玲子さん、音楽は牛尾憲輔さん、企画・プロデュースは川村元気さんらのSTORY inc.、制作・プロデュースをサイエンスSARUが担当する。

山田尚子の盟友が集まった『きみの色』制作陣

山田尚子さん

山田尚子さんは、京都アニメーション出身。TVアニメ「けいおん!」シリーズや『平家物語』、劇場作品『映画 聲の形』などで知られるアニメーション監督。

『響け!ユーフォニアム』のスピンオフとなった映画『リズと青い鳥』では、「語弊を承知で言うと、吹奏楽部であることを忘れるくらいに、少女を重視したかった」と語るほどにTVシリーズから一変した空気感を演出。緊張感すら漂う描写は高く評価された。

今作で脚本をつとめる吉田玲子さんは、スタジオジブリ京都アニメーションで数々の大ヒット作品を手がけ、山田尚子さんとは「けいおん!」シリーズ以降、幾度となくタッグを組んできた。

音楽をつとめる作曲家・牛尾憲輔さんもその一人。山田尚子作品では『映画 聲の形』『リズと青い鳥』に参加。最近では現在放送中のTVアニメ『チェンソーマン』のサウンドトラックを担当している。

プロデュースに新海誠作品でおなじみのSTORY

企画・プロデュースに名を連ねるSTORY inc.は、2017年9月に東宝の映画プロデューサーである古澤佳寛さんや川村元気さんらによって設立された映像作品の企画・製作カンパニー。

君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など、近年の新海誠監督作品ではお馴染みであり、『Adam by EVE』や『バブル』といった作品も製作している。

『きみの色』では、『夜は短し歩けよ乙女』『平家物語』などで知られるアニメスタジオ・サイエンスSARUと初タッグ。サイエンスSARUは制作に加えプロデュースも担当する。

『きみの色』制作のきっかけと作品への抱負

『きみの色』は、「人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから始まった」と山田尚子さんは話す。

これを受けて吉田玲子さんが脚本に着手。「《色が見える女の子》というのは山田監督のアイデアで、すごく映像的で面白いなと感じました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。」と本作に期待を寄せている。

脚本に対して山田尚子さんは「吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミング」と印象を言葉にし、「音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたい」と作品完成へ向けて抱負を語っている。

山田尚子、吉田玲子が語る最新作『きみの色』

監督・山田尚子さんのコメント
人の外側と内側、そこから生みだされるそれぞれのかたちを描いてみたいというところから「きみの色」は始まりました。
人はきっと、その時向いている方向に進んでいくわけで、それが前であっても後ろであってもどちらでも成り立っていくと思うのですが、できれば前に進んでいきたい。
音楽を通じてお互いに共鳴していく主人公たちの、やわらかく力強い足取りを描いていきたいと思っています。
吉田さんの書かれる彼らの物語はとてもやさしく、そしてとてもチャーミングです。
悩んだり、何かを変えようとするときに起こる摩擦は、これからを切り開いていくためのとても大切な成長痛であって、その痛みがそれぞれの人が放つ色になっていくのかなと思うのです。
たくさんの色が出会って、混ざり合った先にはどんな色の世界が待っているのでしょう。
絵具を混ぜるパレットのような、または光を集めて分散させるプリズムのような、そんな物語を描いていきたいと思っております。
よろしくおねがいいたします。

脚本・吉田玲子さんのコメント
『きみの色』は、山田監督の「こういうことやりたいなぁ、こういう子たちを描きたいなぁ」というメモをいただいて、そこから脚本を作り始めました。
《色が見える女の子》というのは山田監督のアイディアで、すごく映像的で面白いなと感じました。
山田監督の作品は、登場人物たちがおずおずと手と伸ばし扉を開いていくような感じがあって、今回もその感覚を大切にしました。そこにある世界と、自分。そこにある現実と、自分。触れると痛いような傷ついてしまうようなものの中で、楽しさや愛しさや生命力を見出していくことを意識しながら書きました。繊細な心模様と、そこに寄り添うような監督の演出を今回もとても楽しみにしています。
『きみの色』はある意味、原点に戻ったようでもあり、今までの集大成的な面もありながら、さらに新しく踏み出していけるような作品になるのではないかと思っています。
光の当たり方によって、濃く見えたり、淡く見えたりはしますが、誰もが自分の『色』を持っていると思います。観てくださった方が、それぞれの『色』を愛おしく思えるような映画になっていると、うれ
しいです。

『きみの色』スーパーティザーPV
©2023「きみの色」製作委員会

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作品情報

きみの色

監督
山田尚子「映画 聲の形」「リズと青い鳥」「けいおん!」「平家物語」
脚本
吉田玲子「猫の恩返し」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「若おかみは小学生!」
音楽
牛尾憲輔「映画 聲の形」「チェンソーマン」
企画・プロデュース
STORY inc.「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」
制作・プロデュース
サイエンス SARU「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」「平家物語」
製作
「きみの色」製作委員会

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