「世界の終わり」をテーマにしたホラー体験型展覧会「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」と、ホラー映画『近畿地方のある場所について』のコラボナイトミュージアム開催が、9月6日に発表された。
会期は9月16日(火)~18日(木)の3日間限定で、六本木ミュージアムで夜間に開催。チケットは日時指定制で発売中だ。
入場特典、および演出の詳細は後日発表予定。公式Xには「懐中点灯を片手に、いつもとは違う1999展へ『おいでー』」と記されている。
訪れなかった1999年の終末を描く「1999展」
「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」は、1999年に流行したノストラダムスの大予言がテーマの展覧会。あの年に訪れることがなかった終末が、本当に訪れたらどうなるかを描く。
「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」キービジュアル/画像は展覧会公式Xより
本展覧会は、『近畿地方のある場所について』の原作者・背筋さん、ホラーゲーム『SIREN』の脚本家・佐藤直子さん、気鋭の若手ホラー映画監督・西山将貴さんが結成したクリエイターユニット「バミューダ3」が企画。
キービジュアルに描かれる「終末の少女」は、イラストレーター・米山舞さんが描き下ろしている。
展覧会は9月27日(土)まで六本木ミュージアムにて開催中。また、現代アート作家による派生企画展「9991 ―深淵へのまなざし―」が、9月9日(火)~27日(土)の期間で六本木のPost-Fakeにて開催される。
異例のヒットを記録するホラー映画『近畿地方のある場所について』
「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」とコラボする『近畿地方のある場所について』は、背筋さんによる同名小説を原作とする映画作品。
Web小説サイト「カクヨム」投稿作品から出発した、モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)の作風を取り入れたホラー作品として一躍話題となり、近年のホラーブームを牽引する一作として知られる。
Web小説発表の後、書籍版、文庫版、映画版、派生作品として代替現実ゲーム『503号室の郵便物』が展開。
映画版は『ノロイ』『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』の白石晃士さんが監督をつとめ、9月2日までに興行収入14億487万7820円を突破。ホラー映画としては、異例のヒットを叩き出している。
「1999展 ー存在しないあの日の記憶ー」と『近畿地方のある場所について』は、いずれも背筋さんが関わっていることが共通点。“あの日”と“ある場所”はどのように交わるだろうか。

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イベント情報
1999展特別イベント 映画「近畿地方のある場所について」コラボナイトミュージアム
- 会場
- 六本木ミュージアム
- 日程
- 9/16(火)ー9/18(木)
- 時間
- 19:00-21:30 (最終入場21:00)
- チケット料金
- 4,444円(税込)/日時指定制。イープラスでのみ販売。
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