コメディ
サンドロビッチ・ヤバ子/MAAM『ダンベル何キロ持てる?』
アニメのOPテーマ「お願いマッスル」が話題になった『ダンベル何キロ持てる?』。手軽にできるものから器具を使った本格的なものまで、毎話いろいろな筋トレが紹介されます。幽霊が出てきたり、タイムスリップしたりするフリーダムな作風も特徴で、まちおさんもそろそろ人外の筋肉マンです。『ケンガンオメガ』でも良い勝負できるのでは?
丹羽庭『生きてるうちに推してくれ』
幽霊が見える崖っぷちの地下アイドルが、全く霊感のない坊さんと祓い屋ユニットを結成する『生きてるうちに推してくれ』。作者・丹羽庭さんが以前『トクサツガガガ』で見せたテンポの良いノリツッコミや自虐ネタは健在。地下アイドルあるあると幽霊ネタを上手く絡めたオカルトコメディです。
えろき/コノシロしんこ『うしろの正面カムイさん』
マンガワンのエッッッッッッなコメディといえば『うしろの正面カムイさん』です。エッッッッッッな除霊方法で活躍する霊能者・カムイさんから目が離せない。ポップで明るいエッッッッッッな漫画を見たいなら本作を推します。
クリスタルな洋介『煩悩☆西遊記』
もう一つ、ポップで明るいエッッッッッッな漫画として『煩悩☆西遊記』をご紹介。ご存知『西遊記』をベースにしています。それぞれに魅力的な孫悟空、猪八戒、沙悟浄の弟子たちを前に、必死こいて煩悩を消し去ろうとつとめる三蔵法師が健気。果たして貞操を守りながら天竺にたどり着けるのか。
鯨川リョウ『マルセイ!!』
最後のエッッッッッッな漫画『マルセイ!!』。最初からどストレートのエッッッッッッな展開です。本作にはあらゆるフェティシズムが盛り込まれています。ギリギリな描写のオンパレードなので、エッッッッッッな漫画がダメな人は回れ右しましょう。時々更新される座談会シリーズがまたすごい。
作者・鯨川リョウさんの爬虫類愛が炸裂している『秘密のレプタイルズ』もいいぞ。
スポーツ
武蔵野創『灼熱カバディ』
マンガワンで一番熱い漫画こと『灼熱カバディ』。マイナースポーツのカバディを扱った珍しい作品です。名作スポーツ漫画に不可欠な応援したくなるキャラクター、憎めないライバルたちの存在、熱い人間関係の全てが揃っています。以前詳しくレビューしているので、そちらもどうぞ。
手原和憲『宙-CHUU-』
『夕空のクライフイズム』などで知られる手原和憲さんによる、お嬢様JK×フットサルのスポーツ漫画『宙-CHUU-』。ゆるふわな絵柄と硬派な試合内容で魅せます。そして出てくるユニフォームのデザインがめちゃくちゃカッコいい! そこにも注目してみてください。
裏社会・アングラ系
此元和津也/P.I.C.S./肋家竹一『RoOT / ルート オブ オッドタクシー』
『RoOT / ルート オブ オッドタクシー』は、二転三転する展開が話題になったアニメ『オッドタクシー』の新プロジェクトとして連載されているコミカライズです。新しい主人公を迎え、前作では語られなかった裏側がオリジナルストーリーで描かれています。ちなみに『オッドタクシー』自体も原作に忠実コミカライズされているので、そちらもどうぞ。
真鍋昌平『九条の大罪』
ヤクザや前科持ちなど、多くのアウトローを顧客に持つ弁護士・九条を主人公にした『九条の大罪』。あの『闇金ウシジマくん』の作者・真鍋昌平さんが今度は弁護士か! と驚いた記憶があります。裏社会の住人に重宝される九条が扱う厄介で、現代的な案件がリアルで生々しい。
真鍋昌平/山崎童々『少年院ウシジマくん』
そして『闇金ウシジマくん』の主人公・丑嶋薫の少年時代を描いた公式スピンオフが、『少年院ウシジマくん』です。舞台は少年院。一介の不良だった丑嶋薫が、いかにして後の人生を歩むことになったのか。原作を真鍋昌平さんが担当しているのもあって、抵抗なく物語に入っていけます。
作画担当・山崎童々さんの画力も高クオリティかつ安定しています。
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