【追記】漫画『あずまんが大王』が電子書籍化 よつばスタジオから刊行

【追記】漫画『あずまんが大王』が電子書籍化 よつばスタジオから刊行
【追記】漫画『あずまんが大王』が電子書籍化 よつばスタジオから刊行

『あずまんが大王』新装版の2巻/画像はAmazonから

4コマ漫画の名作『あずまんが大王』の電子書籍版がKindleストアにて販売開始されている。

追記:よつばスタジオの確認がとれ「正規版」と判明

今回の『あずまんが大王』の電子書籍版は、あずまきよひこさんの版権管理などを行うよつばスタジオから刊行されているもので、原作者・版権元の許諾を得た「正規版」であると確認がとれた。

1巻奥付が「電子書籍版=2024年2月1日 初版発行」となっているのは、当該日に電子書籍版のデータが作成されたため。

旧作であるため、新装版以外は価格も100円で設定したとのこと。なお、新装版の2巻以降も、電子書籍版を作成中だという。

よつばスタジオの公式HPでも正式に告知が行われた。

あずまきよひこさんの読者は、安心して『あずまんが大王』の電子書籍版を購入してほしい。

<追記ここまで>






4コマ漫画の名作『あずまんが大王』の電子書籍版がKindleストアにて販売されており、SNSですでに大きな話題となっているが、現時点では購入には注意が必要だ。

作者・あずまきよひこさんの漫画は『よつばと!』を含めて電子書籍化されていない。そのためファン待望の展開である一方で、販売ページに出版社の記載がない、奥付も2024年付など不審な点がある。

価格も全4巻が1冊100円で、「Kindle Unlimited」の読み放題対象にもなっている。

待望の電子書籍化であれば読者としては喜ばしいしすでに購入者も多数いる様子で、取り越し苦労だとしたらそれに越したことはないものの、あずまきよひこさんも特に言及しておらず、正規品ではない可能性も(よつばスタジオの確認済み)。

Kindleストアでは現在、『あずまんが大王』はKADOKAWA/アスキー・メディアワークスによる全4巻と、小学館による新装版(1巻のみ)が販売されている。

KAI-YOUでは本件についての問い合わせを版元に行っている。

『よつばと!』と並ぶあずまきよひこの代表作『あずまんが大王』

『あずまんが大王』は、あずまきよひこさんが1999年〜2002年にかけて、漫画誌『月刊コミック電撃大王』で連載していた漫画。女子高校生たちの何気ない日常を描き人気を博した。

Webアニメ化などを経て、2002年にTVアニメ化。2006年には現在連載中の『よつばと!』と共に、文化庁による「日本のメディア芸術100選」マンガ部門に選出された。

完結後の2009年に小学館の漫画誌『月刊少年サンデー』での短期集中連載を実施。描き下ろしエピソードを収録した新装版(全3巻)が小学館から刊行された。

電子書籍化が待ち望まれているあずまきよひこ作品

前述の通り、あずまきよひこさんの漫画は『よつばと!』を含めて電子書籍化されていないため、電子書籍化を望む声は多い。

実は、『よつばと!』15巻が刊行された2021年2月には、あずまきよひこさんがXで「電子版は準備中で、次の巻が出る頃には出したいです」と投稿もしている(外部リンク)。

その“次の巻”に当たる16巻は2月26日に刊行されており、電子書籍化の続報が待たれているところだったため、なおさら話題を呼んでいる。

この記事どう思う?

この記事どう思う?

あずまきよひこ作品をもっと知る!

“五条悟世代”が抱える呪いの正体──メタ漫画としての『呪術廻戦』とその理由

“五条悟世代”が抱える呪いの正体──メタ漫画としての『呪術廻戦』とその理由

『呪術廻戦』という作品の顔であり続けた五条悟は、1989年12月生まれと設定されている。私事だが、1988年12月生まれの筆者はちょうど彼と1歳違いである。同世代と言っても差し支えないだろう。「五条悟世代」は、「昭和」と「平成」の端境期に生まれた世代である。筆者...

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。