太田出版の漫画を対象に、最大52%ポイント還元となるセールがKindleストアで開催されています。
期間は8月27日(日)までの予定。
この記事では対象作品のなかから、オススメの短編10作をピックアップしています。購入の参考にご活用ください!
前者の舞台は1933年のソビエト連邦。主人公は車椅子に乗る少女と寡黙な従者。謎の2人組が、とある名家の秘密を背負い旅した数奇な物語が展開されます。
後者は、陰惨な秘密を抱える資産家・ブラッドハーレー家の暴虐とその顛末を描いた作品です。なお、無垢な少女たちが心身ともにボロボロにされる内容となるため要注意。
戻れない過去と、現実に向き合わなければいけない現在が交錯しながら、夜行列車は終着駅に向かって突き進みます。そこにはどんな未来があるのでしょうか。
それぞれの事情で思い悩む中学生の少年と少女が、投げやりに身体を重ねるようになり、その結果心の距離が遠ざかっていく様が切ない。2人の心情と重なるような海の描写も味わい深い。
心をかき乱す9つの短編が収録されており、どのエピソードも厭世的。消えたいという感情を奔放に扱いながら、その向こうに希望を求める姿が見えるような、そんな1冊です。
24時間前とつながる姿見、透明人間になれる薬、小さな小さな異星人など、適度なSF要素も散りばめられています。続編的タイトル『杉並区立魔法女学園平和維持部』も一緒にどうぞ。
素敵な色使いが楽しい気分にさせてくれる、ファンタジックなフルカラーの短編集です。『8月のソーダ水』って名前が好きすぎる。
ソーダを飲んだ後のような爽やかな読後感が最高なので、夏にこそ読むべし!
恋なる感情が呼び起こす寂しさや愛しさを、キュートなキャラクターたちで描く珠玉のラブストーリーが8篇収録されています。絵もとにかく良き。表紙でピンときたら買いです。
出てくるキャラクターの多くが、10〜20代のようにはっちゃけることはなくとも、性欲はしっかりある30代頃という絶妙なお年なのも良い。最後の田中さんのエピソードが特に好き。
作品の舞台は鎌倉にあるお嬢様学校。そこに通う主人公を中心にした恋愛群像劇で、恋に傷つき泣いては笑う少女たちの物語が描かれました。
ガール・ミーツ・ガールの名作です。この機会にぜひ!
期間は8月27日(日)までの予定。
この記事では対象作品のなかから、オススメの短編10作をピックアップしています。購入の参考にご活用ください!
目次
沙村広明『春風のスネグラチカ』『ブラッドハーレーの馬車』
『無限の住人』などで知られる沙村広明さんの短編『春風のスネグラチカ』がセールの対象です。同じく短編『ブラッドハーレーの馬車』は半額。前者の舞台は1933年のソビエト連邦。主人公は車椅子に乗る少女と寡黙な従者。謎の2人組が、とある名家の秘密を背負い旅した数奇な物語が展開されます。
後者は、陰惨な秘密を抱える資産家・ブラッドハーレー家の暴虐とその顛末を描いた作品です。なお、無垢な少女たちが心身ともにボロボロにされる内容となるため要注意。
青山景『ストロボライト』
大学時代に付き合って、そして別れた彼女との思い出を、夜行列車に乗った小説家が振り返っていくモノローグ的短編『ストロボライト』。戻れない過去と、現実に向き合わなければいけない現在が交錯しながら、夜行列車は終着駅に向かって突き進みます。そこにはどんな未来があるのでしょうか。
浅野いにお『うみべの女の子』
『おやすみプンプン』などで知られる浅野いにおさんによる全2巻の短編です。それぞれの事情で思い悩む中学生の少年と少女が、投げやりに身体を重ねるようになり、その結果心の距離が遠ざかっていく様が切ない。2人の心情と重なるような海の描写も味わい深い。
華倫変『高速回線は光うさぎの夢を見るか?』
なんでもないような一コマにも虚無感を漂わせる鬼才・華倫変(かりんぺん)さんによる短編集です。心をかき乱す9つの短編が収録されており、どのエピソードも厭世的。消えたいという感情を奔放に扱いながら、その向こうに希望を求める姿が見えるような、そんな1冊です。
吉富昭仁『へんなねえさん』『杉並区立魔法女学園平和維持部』
ポップでエロティックな短編集『へんなねえさん』。いやらしくなりすぎない絵と気の抜けたエピソードが良い。表題作のオチがかなり強烈です。24時間前とつながる姿見、透明人間になれる薬、小さな小さな異星人など、適度なSF要素も散りばめられています。続編的タイトル『杉並区立魔法女学園平和維持部』も一緒にどうぞ。
コマツシンヤ『8月のソーダ水』
晴れ晴れとした空や気持ちよさそうな海の青、モクモクという音が聞こえてきそうな雲の白。素敵な色使いが楽しい気分にさせてくれる、ファンタジックなフルカラーの短編集です。『8月のソーダ水』って名前が好きすぎる。
ソーダを飲んだ後のような爽やかな読後感が最高なので、夏にこそ読むべし!
ウィスット・ポンニミット『ロマンス タムくんのラブストーリー短編集』
タイの漫画家、ウィスット・ポンニミットさんによる短編集です。恋なる感情が呼び起こす寂しさや愛しさを、キュートなキャラクターたちで描く珠玉のラブストーリーが8篇収録されています。絵もとにかく良き。表紙でピンときたら買いです。
シモダアサミ『mon*mon』
大人の悶々とした煩悩を巧みに描いた短編集『mon*mon』。常識とか理性とかで抑えていた気持ちをフレッシュに発散する大人たちが輝いている作品です。出てくるキャラクターの多くが、10〜20代のようにはっちゃけることはなくとも、性欲はしっかりある30代頃という絶妙なお年なのも良い。最後の田中さんのエピソードが特に好き。
志村貴子『青い花』
最後に、短編ではないのですが、志村貴子さんの代表作『青い花』もセール中だったので推しておきたく。作品の舞台は鎌倉にあるお嬢様学校。そこに通う主人公を中心にした恋愛群像劇で、恋に傷つき泣いては笑う少女たちの物語が描かれました。
ガール・ミーツ・ガールの名作です。この機会にぜひ!
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