アニメ「攻殻機動隊」シリーズ全作品を網羅した展覧会「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」が1月30日(金)に開幕した。
会期は4月5日(日)まで。東京・港区の虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45Fにある「TOKYO NODE(東京ノード)」内のTOKYO NODE GALLERYを会場に、アニメ化30周年を記念して様々な企画を実施する。
アニメの生原画をはじめとした制作資料1600点や、アーティストとのコラボレーション作品を展示するほか、合計30以上のトークイベントや音楽ライブでは、総勢90名以上のクリエイターが出演する。
お馴染みタチコマも
1989年に誕生した士郎正宗さんの漫画作品を原作にした押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)が公開されて以降、電脳が一般化した世界における様々な未来を提示してきた「攻殻機動隊」シリーズ。
2026年となった今、テクノロジーの発展によって少しずつ時代が作品に追いつきつつある。「攻殻機動隊展」では、そんな現代ならでの表現を取り入れながら、作品を生み出したアニメーターの手仕事の凄みも感じさせる──そんなシリーズ初の大規模展覧会だ。
今回は、開幕前日に行われたメディア向け内覧会の模様をレポートする。
【画像54点】「攻殻機動隊展」制作資料の数々放送前のアニメ資料も! カット袋の複製原画は持ち帰ることも可能
展示内容に入る前に、これまでの「攻殻機動隊」アニメシリーズの作品を改めて書き出しておきたい。
■アニメ「攻殻機動隊」シリーズ
1995年『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』押井守監督
2002年『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』神山健治監督
2004年『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』神山健治
2004年『イノセンス』押井守監督
2006年『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』神山健治
2013年『攻殻機動隊ARISE』黄瀬和哉総監督
2015年『攻殻機動隊 新劇場版』黄瀬和哉総監督
2020年『攻殻機動隊 SAC_2045』神山健治監督、荒牧伸志監督
2026年『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』/モコちゃん監督
※『攻殻機動隊』公式グローバルサイトを参考に記述
「攻殻機動隊展」では、こうしたアニメの制作資料──原画、セル画、美術など──が、作品ごとに展示。1600点という圧倒的ボリュームからも、展覧会のメインを飾っているように感じた。
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の関連資料
当日実際に使われていたカット袋
びっしりと書き込まれた制作進行表も
スタッフへのコメントなどから当時の雰囲気が感じられる
制作スタッフへの指示が書かれたものも多く、制作当時の雰囲気に思いを馳せることができる。
特に、2026年7月放送の最新作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の原画は、放送前の作品に触れられる貴重な機会になりそうだ。
TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』キービジュアルも展示
TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の原画
TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の原画
また、カットごとの制作資料を収めた門外不出の「カット袋」を、実際に来場者自身の手で開いて楽しめる体験型展示「手で掘り起こす記憶 “Analog Dig”」も注目。
ずらっと並んだカット袋。中には複製原画が
“ディグった”体験とあわせて持ち帰ることができる
そこで開封した「カット袋」に収められた複製原画は、なんと持ち帰ることも可能。
展覧会での体験を物理的に外へと持ち出せるというのは、自分がアニメの制作スタッフになったかのような錯覚を覚える。





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