小島秀夫さんによるゲーム『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の世界を舞台にした、新たなアニメーションシリーズ『DEATH STRANDING ISOLATIONS』(仮題)が発表された。
11月13日(木)に香港ディズニーランド・ホテルで行われた「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー2025」にて明かされた。
ディズニープラスのブランド「スター」で2027年に独占配信される予定だ。
名も知らぬ誰かの“もうひとつの物語”『DEATH STRANDING ISOLATIONS』
『DEATH STRANDING ISOLATIONS』は、ゲーム『DEATH STRANDING』と同じ世界/同じ時代を舞台にした“もうひとつの物語”として制作される。
北米大陸のどこかで、『DEATH STRANDING』の主人公である伝説の配達人サム・ブリッジズがアメリカ復興のために大陸を横断していたそのとき、名も知らぬ誰か(サムワン)たちもそれぞれの方法で孤独を克服しようとしていた、という設定だ。
物語には、サムが所属する組織「ブリッジズ」が示すつながりとは別の手段で救済を実現しようとする老人、この世を闘争状態に陥れようとする女戦士、ブリッジズに恨みを抱く少年、そして孤独を愛する少女らが登場する。彼らの運命と想いが交錯することで、もう一つの『DEATH STRANDING』が立ち上がっていくという。
今回解禁されたコンセプトアートには、少年と少女の姿が描かれ、周りにはゲーム本編にも登場したガジェット・オドラデクなどが確認できる。
E&H production/佐野誉幸が制作/監督 デザインはイリヤ・クブシノブ
エグゼクティブプロデューサーは、原案ゲーム『DEATH STRANDING』の生みの親であり、これまで数々のゲームアワードを受賞してきた小島秀夫さん。
アニメーション制作は『NINJA KAMUI』『BULLET/BULLET』などで知られるE&H productionが担当し、同スタジオ所属の佐野誉幸さんが監督をつとめる。
キャラクターデザイン原案は、アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』のキャラクターデザインなどを手がけてきたイリヤ・クブシノブさんが手がける。
アニメ/実写映画も発表された『DEATH STRANDING』
原案となる『DEATH STRANDING』は2019年発売のゲーム。
謎の災害によって荒廃し、物流も機能しなくなったアメリカを舞台に、再び世界を繋ぐべく奮闘する人々を描き、世界累計プレイヤー数は2,000万人を超える大ヒットタイトルとなった。
2025年6月26日には、2作目となる『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』が発売。
また、9月23日には映画『DEATH STRANDING MOSQUITO』(仮題)として、アニメ化も発表。こちらは「プリキュア」シリーズのCGを手がけてきた宮本浩史さんが監督、ABCアニメーションが制作を手がける。
この他にも、映画制作/配給スタジオ・A24とタッグを組んだ実写映画の制作が進められている。
©KOJIMA PRODUCTIONS Co., Ltd. /HIDEO KOJIMA.
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