この作品は、自身が手がける人気漫画『ハイスコアガール』における一連の著作権問題の当時の心境や様子を描いているということで、大きな話題を呼んでいる。
作中では「何もする気が起きず、漫画を描けるような気分ではない」憂鬱な気持ちに沈んでいる押切さんが、昔の思い出にふけながら、苦しんでいる様子をコミカルに描いている。公開期間は2月1日(日)の正午まで。2月5日(木)には、第1話から第9話(最終話)までを収録した単行本第1巻が発売される。
「糞袋少年」スクリーンショット/© OHTA PUBLISHING CO.
押切さんの実話を描いた漫画
単行本「ピコピコ少年SUPER」
著者である押切蓮介さんのゲーム体験を基にした実話が描かれており、少年時代の話だけでなく中年時代の実話も描かれている。
今回話題になっている最終話では、はっきりと明言されていないものの、2014年8月に漫画『ハイスコアガール』が、SNKプレイモアの著作権を侵害しているとして、出版元のスクウェア・エニックスが刑事告訴された一連の騒動を受けた後の、当時の様子や心境が描かれていることがうかがえる。
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