ホラー作家の背筋さんの同名小説を原作とするホラー映画『近畿地方のある場所について』。
8月8日に公開された本作は、8月8日~11日の初週4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録。幸先のよいスタートを切っている。
本作は菅野美穂さんと赤楚衛二さんのW主演。赤楚衛二さんはホラー映画初出演ながら、劇中の怪演ぶりが話題になっている。
そんな赤楚衛二さん、撮影中に様々な怪現象に見舞われたそうで……?今回はKAI-YOU編集部に伝えられた珍事をいくつか紹介していく。
目次
モキュメンタリーホラーの旗手『近畿地方のある場所について』
『近畿地方のある場所について』は、モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)の手法を取り入れたホラー小説。
Web小説サイト「カクヨム」で公開後、累計2,300万PVを超えるヒットを記録。KADOKAWAから刊行された単行本も発行部数70万部を突破している。
映画『近畿地方のある場所について』より
メインキャラクターはオカルトライター・千紘と、編集記者・小沢の2名。
彼らが失踪したオカルト雑誌の編集者の行方を求めて、過去の未解決事件や怪現象を調べていくうち、それらがすべて“近畿地方のある場所”で起きていた事実を知る……という物語だ。
主演のひとり赤楚衛二は白石晃士監督の大ファン!
映画版は、千紘を菅野美穂さん、小沢を赤楚衛二さんが演じる。監督は『ノロイ』、『口裂け女』などホラー作品で知られる白石晃士さんがつとめた。
そして、赤楚衛二さんは白石監督作品の大ファン。さらに本作の撮影中、31歳の誕生日を、有名な心霊スポットで迎えたとのことで、赤楚衛二さん「なかなかない新鮮な体験で、忘れられない日になりました」と振り返った。
映画『近畿地方のある場所について』より
白石監督作品ファンとしては夢のような体験を重ねた赤楚衛二さんだが、撮影中には様々な“怪現象”に見舞われたという。
怪現象①:個人でお祓い中に神主が……?
ホラー映画の撮影には、やはりお祓いが欠かせないそう。
『近畿地方のある場所について』でも作品全体のお祓いが実施されたものの、赤楚衛二さんは主演ドラマ「相続探偵」撮影スケジュールの都合で参加ができなかったそう。
映画『近畿地方のある場所について』より
そこで、自主的にお祓いに行ったところ、担当した神主が激しく咳き込む出来事があったのだとか。クランクイン前から不吉な予感があったそうな……。
怪現象②:存在しない「緑の服を着た人」が……?
撮影開始後、心霊スポットで有名な旧吹上トンネルでの撮影で、赤楚衛二さんにさらなる怪現象が降り掛かった。
千紘と小沢が近畿地方へと車で赴くシーンの撮影時、何人かのスタッフが、いるはずのない子どもや女性の声を聞いたと訴えた。
映画『近畿地方のある場所について』より
さらに、千紘と小沢の前に現れる少年の亡霊役の男の子に「何か見えたか」と尋ねると、「緑の服を着た人が自分の横を通り過ぎた」と回答。
だが、そんな服を着た人はこの日現場にいなかったそうで……赤楚衛二さんも思わず身震いしたのだとか。
怪現象③:暗闇に何かが……?
そして、暗い道を歩くシーンの撮影では、赤楚衛二さんが突然叫ぶ出来事が。スタッフが確認したところ、赤楚衛二さんは「いるはずのない暗闇の中に誰かが立っている」と話したのだとか。
映画『近畿地方のある場所について』より
ちなみに、撮影中は菅野美穂さんは清めの塩を肌身離さず持ち歩いており、赤楚衛二さんもそれをもらっていたそう。
もしかすると、この塩のおかげで怪現象に見舞われながらも、赤楚衛二さんが無事公開日を迎えられたのかもしれない。
©2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
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作品情報
映画『近畿地方のある場所について』
- 原作
- 背筋「近畿地方のある場所について」(KADOKAWA)
- 出演
- 菅野美穂、赤楚衛二
- 監督
- 白石晃士
- 脚本
- 大石哲也 白石晃士
- 脚本協力
- 背筋
- 音楽
- ゲイリー芦屋 重盛康平
- 主題歌
- 椎名林檎「白日のもと」(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
- 公開日
- 大ヒット上映中!
- ハッシュタグ
- #近畿地方のある場所について
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