KONAMIのサイコロジカルホラーゲーム『SILENT HILL f』を原作としたノベライズ作品『サイレントヒルf』が、KADOKAWAより10月30日(木)に刊行された。
原作ゲームで描かれた1960年代の日本・戎ヶ丘(えびすがおか)を舞台に、女子学生・深水雛子(ふかみひなこ)の心の闇と町を覆う異変を描く。
執筆は黒史郎さん、監修はコナミデジタルエンタテインメントが担当している。
登場人物の内面が掘り下げられるノベライズ版『サイレントヒルf』
著者の黒史郎さんは、実話怪談を得意とするホラー作家。小説から児童書、ホラーゲームのノベライズまで幅広く活躍している。
2007年の第1回「幽」怪談文学賞・長編部門大賞を受賞し、小説家としてデビュー。以降、「幽霊詐欺師ミチヲ」「怪談撲滅委員会」シリーズなどを発表してきた。
ゲームノベライズでは、『サイレントヒルf』の他に、『深夜廻』『夜廻三』なども手がけている。
ノベライズ『サイレントヒルf』では、霧につつまれ変貌していく「戎ヶ丘」の様子や、深水雛子ほか登場人物たちの内面が掘り下げられている。
竜騎士07がシナリオを担当したホラーゲーム『SILENT HILL f』
原作となるホラーゲーム『SILENT HILL f』は、2025年9月にリリースされた「SILENT HILL」シリーズの最新作。
ゲーム『SILENT HILL f』
KONAMIとNeoBards Entertainmentが共同開発し、「1960年代の日本・戎ヶ丘」という設定を採用した意欲作。シナリオは『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07さんが担当し、地方の閉塞感などをストーリーの中心に据えている。
プレイヤーの選択によって変化するマルチエンディング構成や、ホラーゲームらしからぬアクション性の高い戦闘が評価を獲得。
特に、主人公・深水雛子を演じた女優/モデル/声優の加藤小夏さんの実況配信は、YouTubeでの再生数260万回を突破。
ゲーム初心者ながら、演じたセリフやモーションをもとに「メタ読み」で推理しながら攻略する姿が話題を集めている。
ⒸKonami Digital Entertainment
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