作家・佐倉いふさんが10月10日、第21回講談社ラノベ文庫新人賞で佳作を受賞した。受賞作は『百合にならなきゃ死ぬ』。
佐倉いふさんは「2号」名義で映画レビューを中心に活動。かねてから小説も執筆しており、新たな舞台で実績を重ねた形だ。
受賞作品は、講談社のライトノベル系文庫レーベルである講談社ラノベ文庫より刊行される見込みだ。
KAI-YOU Premiumでも執筆経験のある作家・佐倉いふ
佐倉いふさんは「2号」名義でWebメディアにコラムを執筆。
Real Soundなどでの映画レビューのほか、KAI-YOU Premiumでもスマートフォン向けゲーム『リバース:1999』に関するコラムを執筆している。
また、小説家としては「ニンジャスレイヤー」シリーズで知られるクリエイターユニット・ダイハードテイルズが毎年開催している「逆噴射小説大賞」に投稿。
2018年の第1回で大賞を受賞し、初代王者の栄光に輝いている。
アニメ化原作作家も輩出した講談社ラノベ文庫新人賞
講談社ラノベ文庫新人賞は、主な対象読者を10代中盤~20代前半男性と想定した長編小説をジャンルを問わず募る小説コンテスト。
2011年から続く新人賞であり、第1回では『実は俺、最強でした?』がアニメ化したことでも知られる澄守彩さんを輩出している。
受賞を受けて佐倉いふさんは自身のXで「百合ライトノベルとして皆様のご期待に添えられる作品をお届けできますよう」精進していくとコメント。
講談社ラノベ文庫編集部は「暗いテーマを明るく描いて、キャラクターもネガティブななかに逞しさがあり、総じてポジティブな印象を持ちました」との講評を公開している。
なお、第22回については11月10日(月)まで応募を受け付けている。
ダイハードテイルズは10月20日、祝福とともに佐倉いふさんからのメッセージを公開。佐倉いふさんから「逆噴射小説大賞がなければ自分は今も小説を書いていなかった」との感謝の言葉が送られたことを明かしている。
「逆噴射小説大賞」は書き出し800文字で応募できる小説コンテストで、2025年も10月31日(金)まで作品を受け付けている。
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