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この記事では海外作家のオススメ作品とノンフィクションをピックアップしています。
そして国内作家のオススメ作品はこちら。併せてどうぞ。
目次
アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
断片的に蘇る記憶がストーリーを二転三転させるので、のめり込むこと間違いなし。同じ作者による『火星の人』も併せてどうぞ。
劉慈欣『三体』
人類の未知との遭遇を壮大なスケールで描き出した全3部作は、読み応え抜群。広大な宇宙の神秘と娯楽性を両立させた、外連味たっぷりの傑作です。
アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』
巨大な宇宙船団を擁する異星人という圧倒的な存在を前にした人々がとる数々の選択が、結末のカタルシスに繋がります。
ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を〔新版〕』
手術前と後の主人公の変化に応じて、一人称で書かれた文章が変わっていくアイデアも光ります。
ロバート・A・ハインライン『夏への扉〔新版〕』
幸せの絶頂から転落した主人公が、タイムトラベルに挑む王道のストーリー。そして重大な役割を果たす猫のピート。猫SFとも言われており、猫好きにはたまらない一作。
ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』
幼少期から湿地帯で隠れるように生きてきた主人公と、彼女が容疑者となる変死事件が描かれています。彼女は殺人犯なのか? 思いがけない結末を、ぜひその目で確かめてみてください。
陸秋槎『ガーンズバック変換』
ミステリー作家として評価を高めてきた氏はSFにも意欲的で、本作にはソシャゲやアニメを軸にした短編や、世界初の百合SFアンソロジー『アステリズムに花束を』に掲載された短編が収録されています。
代表作のミステリー『文学少女対数学少女』も一緒にどうぞ。
チャン・ガンミョン『極めて私的な超能力』
日本でも様々なタイトルが翻訳されていますが、そのなかでも本作はSF好きなら読むべき短編集の一つ。約10ページのごく短いものからじっくり読める中編まで、バラエティ豊かなラインナップになっています。
チャック・パラニューク『ファイト・クラブ』
歯止めが効かない暴力・マチズモと、欲望におぼれて現実を見れない弱さが風刺的に描写された怪作です。
ロバート・コルカー『統合失調症の一族 遺伝か、環境か』
今よりも統合失調症の原理がわかっておらず、周囲からの理解もなかった第二次大戦後の当時。原因解明に努めた研究者たちの姿と、一家の苦闘の歴史が描かれています。
ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』
言語は文化を構成する土台なので、言語によって色の捉え方や時間感覚も違ってくる? 言葉にすると納得できるようなできないような印象ですが、本書はこうしたテーマを論理で説いていきます。ウィットに富んだ語り口も良し。
ダニエル・E・リーバーマン『運動の神話』
適度な運動は健康に良いなんてことは誰もがなんとなく理解しているわけですが、その理屈に改めて真面目に向き合った内容になっています。デスクワークばかりの生活を改めねば……!
連載
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