小学館のWeb漫画サイト「週刊コロコロコミック」で10月21日、山鷹景さんによる漫画『ダウナーお姉さんは遊びたい』の連載が開始されました。
気だるげな目をしたお姉さんと、中学生なりたての少年がホビーで遊ぶコメディです。連載開始前からお姉さんのビジュアルで話題を集めていた本作は、連載開始後もXでトレンドに上がる反響を呼んでいます。
「週刊コロコロコミック」で連載中の『ぷにるはかわいいスライム』との類似性、駄菓子コメディ『だがしかし』などとの共通点も踏まえつつ、本作の魅力を紹介していきます。
アニポケコミカライズ作家・山鷹景による漫画『ダウナーお姉さんは遊びたい』
『ダウナーお姉さんは遊びたい』は、アニメ『ポケットモンスター』のコミカライズを手がけた山鷹景さんによる新作です。
主人公は中学生になったばかりの少年・新タ 晴(にった はる)。勉強にはあまりついていけず、新しい同級生との距離感は掴めない。新しい環境に馴染めていなかった彼が、憩いの場である公園のベンチで出会うのが、文学少女みたいな顔でコロコロを読んでいるお姉さんでした。
この“文学少女みたいな顔でコロコロを読んでいるお姉さん”こそ、本作のタイトルにある“ダウナーお姉さん”です。
公園のベンチでたまたま隣に座った新夕くんに、初対面で滔々と人生論を語るダウ姉さん(現在公開中の2話までで名前が判明していないので、便宜上、ダウ姉さんとさせてください)。そんなダウ姉さんを前に「なんかヤバい人だ!」と危機回避能力を発揮する新タくん。
新タくんは即断で逃げ出そうとするのですが、ダウ姉さんがおもむろにコートの中から大量のベイブレードを見せつけてくるのです。なんで……?
この瞬間、本作の雰囲気が一気にコメディのそれになりました。ホビー漫画誌として40年以上の歴史を誇る「コロコロコミック」ならではの、ホビーコメディが開幕した瞬間です。
それでは以下から1〜2話のネタバレ有りで内容に触れていきます。未読の方は、ひとまず無料公開中の1話(外部リンク)をチェックしてみてください!
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