イラストコミュニケーションサービス・pixivが作品検索機能の変更を発表した。
これにより、AI生成作品の表示・非表示を、検索結果画面にある「検索オプション」から設定することが可能。
pixivを運営するピクシブ株式会社は、5月に入ってから批判が高まるAI生成イラストに関しての声明を矢継ぎ早に公開。
これまでにも、特定のクリエイターの画風を模倣した作品を繰り返し投稿する行為などを利用規約の禁止項目に追加。同社が運営する月額制ファンコミュニティ「pixivFANBOX」でもAI生成作品の取り扱いを禁止する意向を発表している。
これによれば、「特定のクリエイターが不利益を被ること」「プログラムなどで、クリエイターの作品が不当に収集されること」「AI生成作品を見たくないユーザーにも、AI生成作品が多く表示されること」への対応が掲げられていた。
今回の機能実装も、この声明で挙げられていたものに相当する。 作品検索機能の変更はデスクトップ版・モバイル版のpixivにて実装。スマートフォンアプリ版のpixivでも、後日の対応が予定されている。
また、AI生成イラストを常時表示したくない場合は「ユーザー設定」の項目より設定可能となっている。 あわせて、AI生成に関する諸問題への対応として、クローリングなど機械的なアクセスに対する監視・警告・対応を強化したと発表。
これにより、機械的にアクセスしているアカウントをより多く検知するように。発見した場合にはアカウント停止の対応が順次取られているという。
「技術の急激な発展により、その利用方法に関して様々な議論や不安があり、倫理や規定といったものが追いついていない過渡期」とし、以降はAI生成作品のフィルタリング機能などを実装してきた。
しかし、これらの方針やpixivに大量アップロードされるAI生成イラストの状況からか、一部ユーザーからは「pixivはAIイラストを容認している」などとして、pixiv上のイラストを非公開・削除する動きが相次いだ。 こうした声に対応してか、ピクシブ社は5月2日、サービス共通利用規約・ガイドライン類の改定を予告。
「急激に発展している技術への調査や規定・ガイドラインの改定や機能変更が追いついておらず、皆様にはご迷惑をおかけしております」とユーザーに対して謝罪。「クリエイターの利益を不当に害する」悪質行為を制限する改定内容を公開していた。
これにより、AI生成作品の表示・非表示を、検索結果画面にある「検索オプション」から設定することが可能。
pixivを運営するピクシブ株式会社は、5月に入ってから批判が高まるAI生成イラストに関しての声明を矢継ぎ早に公開。
これまでにも、特定のクリエイターの画風を模倣した作品を繰り返し投稿する行為などを利用規約の禁止項目に追加。同社が運営する月額制ファンコミュニティ「pixivFANBOX」でもAI生成作品の取り扱いを禁止する意向を発表している。
5月上旬に予告されていたAI生成作品の検索オプション
ピクシブ社では5月9日に声明を発表。これによれば、「特定のクリエイターが不利益を被ること」「プログラムなどで、クリエイターの作品が不当に収集されること」「AI生成作品を見たくないユーザーにも、AI生成作品が多く表示されること」への対応が掲げられていた。
今回の機能実装も、この声明で挙げられていたものに相当する。 作品検索機能の変更はデスクトップ版・モバイル版のpixivにて実装。スマートフォンアプリ版のpixivでも、後日の対応が予定されている。
また、AI生成イラストを常時表示したくない場合は「ユーザー設定」の項目より設定可能となっている。 あわせて、AI生成に関する諸問題への対応として、クローリングなど機械的なアクセスに対する監視・警告・対応を強化したと発表。
これにより、機械的にアクセスしているアカウントをより多く検知するように。発見した場合にはアカウント停止の対応が順次取られているという。
高まる批判「pixivはAIイラストを容認している」
Stable Diffusion等の生成系AIが台頭する最中、ピクシブ社は2022年10月に画像生成AIで生成されたイラストの取り扱いに関する方針を、国内サービスの中でも真っ先に発表した。「技術の急激な発展により、その利用方法に関して様々な議論や不安があり、倫理や規定といったものが追いついていない過渡期」とし、以降はAI生成作品のフィルタリング機能などを実装してきた。
しかし、これらの方針やpixivに大量アップロードされるAI生成イラストの状況からか、一部ユーザーからは「pixivはAIイラストを容認している」などとして、pixiv上のイラストを非公開・削除する動きが相次いだ。 こうした声に対応してか、ピクシブ社は5月2日、サービス共通利用規約・ガイドライン類の改定を予告。
「急激に発展している技術への調査や規定・ガイドラインの改定や機能変更が追いついておらず、皆様にはご迷惑をおかけしております」とユーザーに対して謝罪。「クリエイターの利益を不当に害する」悪質行為を制限する改定内容を公開していた。
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