連載 | #9 『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

『LoL』世界大会、日本のDFMがLOUDにリベンジ果たす Bo5戦で史上初の勝利

『LoL』世界大会、日本のDFMがLOUDにリベンジ果たす Bo5戦で史上初の勝利
『LoL』世界大会、日本のDFMがLOUDにリベンジ果たす Bo5戦で史上初の勝利

『LoL』の世界大会「Worlds 2022」の5日目、プロゲーミングチーム・DFMがブラジルのLOUDにリベンジを果たした/写真はGetty Images

League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』(LoL)の世界大会「Worlds 2022」の5日目、プロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMeDFM)がブラジルのLOUDとのリベンジマッチに挑んだ。 DFMは初戦を落とすも2戦目以降を連取。特に4試合目は中盤以降危なげなく展開し、3-1で雪辱を果たした。

DFMの次戦は10月5日(水)の朝8時。グループステージ進出を賭けた最後の対戦で、相手は国際大会連覇中の中国「LPL」代表4位のRoyal Never Give Upとなる。

LOUDに雪辱を果たすリベンジマッチ

「Worlds」は、その年の世界チャンピオンを決める『LoL』最高峰の国際トーナメント。DFMはプレイインステージを4位で通過していた。

そして大会5日目となる10月4日、グループステージ突破を賭けてブラジルのLOUDとのBo5(3本先取)での対決となった。

LOUDとは大会初日にも対戦。その際には敗北を喫しており、DFMにとってはリベンジマッチになった。

1戦目、DFMはHarp選手とYutapon選手が大きな不利を背負う立ち上がり。 DFMは中盤には集団戦で大きな有利を築くも、LOUDのトップレーナー・Robo選手がマップ全体を揺さぶり、ジャングラー・Croc選手がオブジェクトを確保し時間を稼ぐ。

終盤になってもRobo選手の操るオラフが集団戦で暴れまわり1戦目はLOUDが勝利する。 2試合目では序盤から小競り合いが続くも、DFMが小さな有利を積み上げる。

試合を畳もうとLOUD側の本拠地を攻める際、ミスを拾われる危ない場面もあったものの、最終的にはDFMがLOUD戦初勝利を挙げる。

Bo5で史上初勝利、次戦は最大の壁RNGと激突

3試合目。今度はLOUD側が徐々に有利を作るも、中盤にはDFMが追いつき拮抗した展開に。

ゲームが動いたのは試合時間20分、ドラゴン前の集団戦でDFM側が仕掛けるもLOUD側はこれに上手く対処。DFMは全プレイヤーが倒され、ドラゴン・バロンのバフの獲得で大きな不利を背負う。

終盤にはジャックスを使うLOUDのRobo選手が、1戦目と同じくマップ全体を使いプレッシャーを掛ける。しかしこれにDFMのトップレーナー・Evi選手が集団戦を仕掛けてカウンター。駆け引きを制したDFMが勝利し、3本先取に王手をかける。 4試合目、DFMは秘策であるシェンサポートを選択し、お互いのチャンピオン選択は集団戦を仕掛ける構成のぶつかり合いに。仕掛けたほうが有利になる集団戦を何度も繰り返し、中盤に有利を掴んだのはDFM。 これまで不安要素だった試合を畳む場面になっても落ち着いてLOUDの反撃をさばいて勝利。3-1で日本の「LJL」代表史上初のBo5での勝利をもぎ取った

DFMの次なる対戦相手は中国「LPL」代表4位のRoyal Never Give Up。春の国際大会「Mid-Season Invitational」(MSI)を現在2連覇している、まごうことなき世界レベルの強豪だ。

次戦は10月5日(水)の朝8時を予定。グループステージ進出に向け最後の、そして最大の壁に挑む。
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『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

2022年9月29日から11月5日(現地時間)まで北米で開催中の“LoL”こと『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界大会「Worlds 2022」。 メキシコシティからサンフランシスコまで、メキシコとアメリカの4つの都市で大会の各ステージが開催。世界から全24チームが一堂に会し、世界チャンピオンの座を賭けて争う。 日本から出場中のプロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)を中心に熱戦の模様をお届け。

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