連載 | #15 『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

LoL世界大会「Worlds」覇者はDRX 1ヶ月間のシンデレラストーリー完結

LoL世界大会「Worlds」覇者はDRX 1ヶ月間のシンデレラストーリー完結
LoL世界大会「Worlds」覇者はDRX 1ヶ月間のシンデレラストーリー完結

世界王者に輝いたDRXのメンバー/画像はLJLの公式Twitterより

League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド/LoL)』の世界大会「Worlds 2022」が、11月6日に決勝を迎え、韓国のプロリーグ「LCK」のT1DRXの2チームが対決。Bo5形式(3本先取)で世界王者の座を争った。

両者の対決は決勝にふさわしく、第5試合までもつれ込む接戦に。最終的にはDRXが3-2で勝利を収め、世界王者に輝いた。

同級生、同年デビューのベテランが相まみえた「Worlds 2022」

ONE & ONLY CHAMPION | T1 vs DRX | Worlds 2022 Finals
その年の世界チャンピオンを決める『LoL』最高峰の国際トーナメント「Worlds」。

日本のDetonatioN FocusMe(DFM)も中国の強豪Royal Never Give Up(RNG)から1ゲームを勝ち取る歴史的快挙を達成し、視聴者を大いに沸かせている。

決勝まで上り詰めたのは、共に韓国から参戦したT1とDRX。

両チームの顔であるベテラン、T1のFaker選手とDRXのDeft選手は同級生でどちらも2013年にプロデビュー。

3回の優勝を果たしているFaker選手と、名選手といわれながらもこれまで無冠のDeft選手、両者の対決に注目が集まった 決勝の舞台では、グラミー賞受賞歴を持つラッパー・Lil Nas Xさんらがオープニングセレモニーに登場。

プロジェクションマッピングを利用した演出で最高峰の2チームの対決を前に会場の雰囲気を盛り上げた。
Worlds 2022 Finals Opening Ceremony Presented by Mastercard ft. Lil Nas X, Jackson Wang & Edda Hayes

第5ゲームまでもつれ込む激戦を制したのはDRX

決勝の1試合目、DRXはハイマーディンガーサポートを採用。

決勝までの道のりを支えた奇策で、Deft選手を支える選択だ。 しかし試合は中盤、T1のGumayusi選手がドラゴンの奪取に成功するとDRXのプランが崩壊。T1・Zeus選手の操るヨネが集団戦で暴れてT1が勝利を収める。

2試合目は序盤から静かにお互いが小さな有利を取り合う展開。

中盤、今度はDRXがにらみ合いの中から大きな有利を積み上げる。 しかし後半には、Faker選手とKeria選手のファインプレイでT1側が逆転。

この試合も勝利するかと思われたとき、DRX側が見事に仕掛けてそのまま試合を畳み、紙一重のところから1-1に持ち込む。

続く3試合目。序盤はDRXが有利を取れば、T1がすぐさまマップの反対側で取り返す展開。

集団戦ではDRX・Kingen選手の駆るオーン、BeryL選手の操るレナータ・グラスクが活躍。ファインプレイでT1を圧倒する。

しかし集団戦で互いが狙うバロンやドラゴンといった標的は、寸前でT1が奪取に成功。そのままT1が試合に勝利し2-1、王座へあと一歩まで迫る。
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『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集

2022年9月29日から11月5日(現地時間)まで北米で開催中の“LoL”こと『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界大会「Worlds 2022」。 メキシコシティからサンフランシスコまで、メキシコとアメリカの4つの都市で大会の各ステージが開催。世界から全24チームが一堂に会し、世界チャンピオンの座を賭けて争う。 日本から出場中のプロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)を中心に熱戦の模様をお届け。

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