これにより10月8日(土)からのグループステージの16チームが確定。アメリカ・ニューヨークを舞台にしのぎを削る。
歴史的1勝もぎとる一幕も RNG対DFM戦を解説
「Worlds」は、その年の世界チャンピオンを決める『LoL』最高峰の国際トーナメント。DFMはプレイインステージを4位で通過していた。そして大会6日目の10月5日(水)、グループステージ進出に向け最後の相手となる中国「LPL」代表4位RNGとBo5(3本先取)で激突した。
RNGは現在、春の国際大会「Mid-Season Invitational」(MSI)を2連覇中。まごうことなき世界レベルの強豪だ。
1戦目のチャンピオン(操作キャラクター)選択の段階で、RNGはこれまでDFMの勝利の鍵となっていたアジール、ナー、ユーミなどのチャンピオンをBAN。圧倒的な格上ながら油断のない心構えがうかがえる。
試合はゆっくりした展開ながら、10分にはDFMはトップでHarp選手がファーストブラッド──試合内最初のキルを獲得するなど健闘を見せる。RNGもこれに対してミッドでキルを獲得、その有利をトップ側に波及させていく。【#Worlds2022 Play-Ins RNG vs DFM Bo5 Game1】
— LJL(League of Legends Japan League) (@Official_LJL) October 4, 2022
緊張の Bo5 初戦、なんと DFM からは Yaharong のヨネが登場!!
春シーズン王者を相手にどんな試合をみせてくれるのか!
Let’s go!!! DFM!!!!#DFMWIN #DFMWIN
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試合が動いたのは21分過ぎ。DFMが集団戦に勝利しバロンバフを獲得。これをきっかけにDFMは有利を築いていきたいが、RNGは堅実なプレイで引き離されない。
それでも28分ごろにはDFMがドラゴンソウルのバフを獲得。会場にはDFMコールが巻き起こる。
その後もドラゴン前のじりじりとしたにらみ合い、さらに集団戦の勝利をもぎ取ったDFMが、第1試合はMSI連覇中の強豪・RBG相手に勝利を収めた。DFM がドラゴンソウルを獲得!!そのまま集団戦開幕から3-3トレードまで持ち込みます!!!
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DFM に流れがあるぞ!!いけるぞ!!! GO!!! DFM!!!!#DFMWIN #DFMWIN #DFMWIN
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— LoL Esports (@lolesports) October 4, 20221試合目の敗北を受けてRNGは2試合目、ヴィエゴとルブランという攻撃的なチャンピオンを選択。ヴィエゴを操るWei選手が序盤からボットレーンに介入しDFM・Harp選手からキルを獲得する。
DFMはミッドレーンでの少人数戦でキルを獲得。Yutapon選手のソロキルも飛び出し再び有利をつくる。
しかしながらRNGは少人数戦を繰り返し、ミッドレーナーのXiaohu選手を中心にキルを獲得。その上でバロンバフを獲得するなどリードを広げていく。MID の少数戦で DFM が勝利!!!さらには BOT で Yutapon が GALA をソロキル!!?!?!?
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リフトヘラルド獲得も DFM !!!
完璧だ DFM !!!!!#DFMWIN #DFMWIN #DFMWIN
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DFMはRNGにマップと視界を掌握され、集団戦の形をなかなか作れずそのまま敗北。2試合目はRNGが勝利する。
3試合目、DFMは逆にルブラン、さらにトリンダメアとチャンピオン選択をして攻めていく姿勢を見せる。Bo5 2戦目、序盤では DFM が流れを掴んだものの、中盤以降で RNG の勢いに飲まれてしまいシリーズは1-1へ。
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しかし初戦からの勢いは確実に感じることができます!!切り替えて更なる応援を選手に送りましょう!!
勝てるぞ!がんばれ!!DFM!!!! #DFMWIN #DFMWIN #DFMWIN https://t.co/19mungYIVu
試合序盤、2戦目と同じくヴィエゴを操るWei選手が再びボットレーンに介入、ダブルキルを獲得する。一方、Steal選手もトップレーンに介入、Evi選手のトリンダメアにキルが入る。
トップ側で有利を広げたいDFMは再びEvi選手にキルを取らせようと動くも、これにWei選手がカウンター。ダブルキルが入りRNGに有利が傾く。
DFMは浮いたかに見えたRNG・Ming選手を狙って仕掛けるも、RNGのメンバーがテレポートを2枚使って見事な返し。大きな有利となる。
諦めずにDFMは孤立したRNGのメンバーに少人数戦を仕掛けていく。何度か成功する場面もあったものの、RNGが個人技の高さを見せつけるようにこれをいなすシーンが続く。そのまま大きな有利を築いたRNGが、試合にも勝利した。
4試合目、RNGはトップレーンのチャンピオンにフィオラを選択して勝負に出る。対するEvi選手はナーで耐える選択となる。これが世界の壁...!個人技、戦術共に圧倒的な力を見せつけられ、先にマッチポイントとなったのは RNG となりました。
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しかしゲーム内容からも DFM の挑戦的な姿勢が崩れていないのを感じています!!
まだチャンスはあります!!!皆さん、今一度全力の応援を DFM に送りましょう!!!!!! #DFMWIN https://t.co/GXCSYTmcSL
これを見てRNGは序盤からトップレーンにダイブを仕掛けて成功。DFMはカウンターでボットレーンにダイブするがRNG・Ming選手に上手く対応されてしまう。これによりWei選手が自由に暴れまわる形に。
最終的には「MSI」王者の圧倒的な力を見せつける形でRNGが勝利。1-3でDFMの敗退となった。
これによりアメリカ・ニューヨークを舞台にしたグループステージの16チームが確定。グループステージの開幕は10月8日(土)からとなっている。
#Worlds2022 Play-in
— DetonatioN FocusMe公式 (@teamDFM) October 5, 2022
DFM vs RNG (Bo5) Game 4 Defeat [1-3]
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前回MSI覇者に大健闘しましたが、最後は力及ばず。
今年のDFMの挑戦はここで終わりました。
それでもLJL初のBo5勝利やRNGへの1勝は、LJLの可能性を感じさせてくれるものでした。
応援ありがとうございました!#DFMWIN pic.twitter.com/nMySNWegtm
LJL 代表 DetonatioN FocusMe の #Worlds2022 の旅路はこれにて終了となります。
— LJL(League of Legends Japan League) (@Official_LJL) October 5, 2022
グループステージ進出は叶わなかったものの、世界王者相手に1勝をあげ、私たちに多くの夢と希望を与えてくれました。
最高の6日間をありがとう!胸を張って帰ってきてください! GGWP @teamDFM #DFMWIN pic.twitter.com/PwkIUnWEtF
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連載
『League of Legends』世界大会「Worlds 2022」特集
2022年9月29日から11月5日(現地時間)まで北米で開催中の“LoL”こと『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界大会「Worlds 2022」。 メキシコシティからサンフランシスコまで、メキシコとアメリカの4つの都市で大会の各ステージが開催。世界から全24チームが一堂に会し、世界チャンピオンの座を賭けて争う。 日本から出場中のプロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)を中心に熱戦の模様をお届け。
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