Netflixがボードゲーム/カードゲームの出版社・Asmodeeとパートナーシップを締結。人気ボードゲーム『カタン』の独占映像化権を獲得した。
本件についてNetflixは、フィクション/ノンフィクション、実写/アニメーションと、様々な形での映像化プロジェクトが企画されているという。
4500万部以上を売り上げたボードゲーム『カタン』
『カタン』は、クラウス・テューバーさんがデザインし、1995年にリリースされたボードゲーム。4500万部以上を売り上げ、ドイツ発ながら現在は40以上の言語に翻訳されている。
プレイヤーは未開の島「カタン島」の開拓者となり、他プレイヤーと交渉を進めながら資源を集める。その資源を利用して、街道を発展させていくことを目的にゲームを進めていく。
本発表にあたりAsmodeeのCEOトーマス・ケーグラーは「ボードゲームが真にポップカルチャーの一部となり、あらゆる家庭で親しまれる娯楽形態となった証でもあります。AsmodeeとNetflixの関係を継続できることを大変嬉しく思います」とコメント。
また、Netflix米国・カナダ地域脚本シリーズ責任者のジンニー・ハウさんは「『カタン』をプレイしたことがある人なら誰でも、このゲームの核心にある激しい戦略と交渉が、深刻なドラマを生み出す無限の可能性を秘めていることを知っているでしょう」とコメントした。
Netflixでは『アーケイン』『こねこばくはつ』などゲーム原作映像作品が充実
Netflixは、これまでもビデオゲーム/ボードゲーム原作の映像作品を多数配信。
『League of Legends』を原作にゲームの前日譚を描いたアニメシリーズ『アーケイン』はプライムタイム・エミー賞を受賞し世界的に評価された。
『アーケイン』シーズン2ポスター/画像はNetflix公式から
ボードゲームにおいては、2024年に『こねこばくはつ(Exploding Kittens)』が全9話のアニメシリーズとして配信。
4月には『モノポリー』を題材としたリアリティーショーの放映権を獲得したことが明らかとなっている(外部リンク)。

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