Netflixが9月12日(金)、日本上陸10周年を記念して、新作3作品を同時に発表した。
その一つが、荒木飛呂彦さんの人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン(通称・SBR)」のアニメ化。
すでに制作決定やスタッフ情報は公開されていたが、今回新たにNetflixでの世界独占配信が正式に確定した。
北米大陸横断レースを描く「スティール・ボール・ラン」
「スティール・ボール・ラン」は、19世紀末のアメリカを舞台にした北米大陸横断レースを描くバディ物。
半身不随の元天才騎手であるジョニィ・ジョースターが、 鉄球を携えた奇妙なアウトローのジャイロ・ツェペリと出会い、命を懸けた旅に挑む。
4月に開催されたアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのファンイベント「JOJODAY」で、特報映像とともに制作決定が発表。
7月の「Anime Expo」では、監督や脚本、キャラクターデザインといった主要スタッフが明かされていた。
木村泰大&髙橋秀弥、小林靖子……アニメ『ジョジョ』を支えたスタッフが再集結
アニメのタイトルは『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』。
アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』
監督は木村泰大さんと髙橋秀弥さん、シリーズ構成に小林靖子さん、音楽は菅野祐悟さんと、これまでのアニメ「ジョジョ」シリーズを支えてきたスタッフが再集結。制作はdavid productionが続投する。
そして今回、ついにNetflixでの世界独占配信が確定。木村泰大監督からのコメントや、9月23日(火・祝)に開催される新情報発表イベントの予定も正式に告知された。
10周年記念の2作『地獄に堕ちるわよ』『俺のこと、なんか言ってた?』
同時に解禁された実写作品『地獄に堕ちるわよ』は、日本一有名な占い師として、一時代を築いた細木数子さんの波乱の半生を描くアンチヒーロードラマ。
ドラマ『地獄に堕ちるわよ』
戸田恵梨香さんが17歳から66歳までの細木数子役を演じる。
監督は『脳男』『グラスホッパー』の瀧本智行さんと『新幹線代爆破』(脚本)の大庭功睦さんがつとめ、欲望と執念で時代を駆け抜けた一人の女性像に挑む。
もうひとつの実写作品『俺のこと、なんか言ってた?』は、役所広司さん主演、宮藤官九郎さん脚本の完全オリジナルコメディ。
ドラマ『俺のこと、なんか言ってた?』
世界最高峰の舞台で成功を収めた俳優が、ある日突然「世界から完全に忘れ去られる」という奇想天外な悲劇に直面し、承認欲求を抱えながら再起を目指す姿を描く。
企画・プロデュースは『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『不適切にもほどがある!』で宮藤官九郎さんとタッグを組んだ磯山晶さんが担当。ヒューマンドラマと笑いが交錯する作品に仕上がっているという。

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