宇佐見りん、小説『くるまの娘』刊行 芥川賞受賞『推し、燃ゆ』作者の新作

宇佐見りん、小説『くるまの娘』刊行 芥川賞受賞『推し、燃ゆ』作者の新作
宇佐見りん、小説『くるまの娘』刊行 芥川賞受賞『推し、燃ゆ』作者の新作

『くるまの娘』書影

小説家・宇佐見りんさんの新作小説『くるまの娘』が、5月12日(木)に河出書房新社より刊行された。

祖母の訃報を受け、車中泊の旅で葬儀に向かう一家が、家族の在り方の根源に迫る様を描く。

芥川賞受賞後、第一作目の単行本となる。

車で祖母の葬儀に向かう、17歳のかんこたち一家。思い出の景色や、車中泊の密なる空気が、家族のままならなさの根源にあるものを引きずりだしていく。52万部突破『推し、燃ゆ』に次ぐ、慟哭必至の最高傑作! 宇佐見りん芥川賞受賞第一作『くるまの娘』試し読み|Web河出

冒頭部分の試し読みページが公開中

『くるまの娘』特設サイト

『くるまの娘』の刊行に際し、特設サイトが公開。本書に寄せられた声、書店員の感想、著者・宇佐見りんさんの直筆メッセージ、最新情報などが掲載されている(外部リンク)。

また、本書の冒頭部分の試し読みページも公開中だ(外部リンク)。

2021年に最も売れた小説『推し、燃ゆ』の作者

宇佐見りんさん(写真・石田真澄)

宇佐見りんさんは、2019年に『かか』で文藝賞を受賞し、史上最年少で三島由紀夫賞を受賞した小説家。

2020年に発表した第2作『推し、燃ゆ』は、2021年に第164回芥川賞・第7回沖縄書店大賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされた。

『推し、燃ゆ』は現在、世界14か国/地域で翻訳が決定。2021年に日本で最も売れた小説となり、52万部を超えるベストセラーとなった。

芥川賞受賞、本屋大賞ノミネート作家・宇佐見りん

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イベント情報

くるまの娘

著者
宇佐見りん
仕様
四六判上製/160ページ
発売⽇
2022年5⽉12日
定価
1,650円(本体1,500円)
ISBN
978-4-309-3035-7
装画
上田風子
装丁
鈴木久美

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