発売4日での増刷であり、18日以降店頭に到着する予定。
今回の増刷は、1933年の創刊号以来86年ぶりの3刷となった秋季号に続く快挙。2号連続の増刷は『文藝』史上初となる。
🔥本日🔥\「文藝」冬季号発売!/552pに約70万字✨フレッシュ🎧な文学の鈍器👊【文藝賞発表】20代が同時受賞🎉「かか」「改良」【創作】ビートたけし👉北野武の初小説、町屋良平【特集 詩・ラップ・ことば】対談🎵いとうせいこう×町田康🎸尾崎世界観の新作小説【新連載】絲山秋子「まっとうな人生」 pic.twitter.com/zKSpQD3mu9
— 河出書房新社 文藝🍁10月7日冬季号発売 (@Kawade_bungei) October 7, 2019
品薄続きの『文藝』秋季号
2019年4月発売の夏季号で約20年ぶりに大幅リニューアルされた『文藝』。その後リニューアル2号目の2019年秋季号(特集「韓国・フェミニズム・日本」)が発売5日での増刷が決定。
さらにその増刷分が予約のみで完売し、創刊号以来の3刷となるなど好調が続いている。文芸誌の増刷は非常に珍しく、多数の媒体でニュースとなった。
現在までの店頭消化率は9割以上とかなりの売れ行きで品薄になっており、通販サイトなどでは価格の高騰が続いている。
前号好評の余波もあり増刷決定
2019年冬季号は発売前から注文が殺到。発売後もSNSを中心に話題となり、今号から定期購読者が倍増したことも後押し。またたく間に品切れ状態となり、今回の増刷に繋がった。㊗️㊗️㊗️【文藝冬号増刷だー!!】やったやったやったー😭史上初2号連続増刷👏👏👏👏👏👏文学の力で遠くまで行こう🌈🌈🌈 pic.twitter.com/qWATZzFthq
— 佐藤亜沙美 (@satosankai) October 11, 2019
そんな本号は文芸誌初登場の作家が目白押し。
ビートたけしさんが、北野武名義で初の中篇小説『足立区島根町』を発表。また、今年上半期の芥川賞を受賞した町屋良平さんの新作小説『カタストロフ』も掲載される。
加えて「文藝賞」受賞作『かか』(著・宇佐見りんさん)と『改良』(著・遠野遥さん)の2作全文一挙掲載。クリープハイプのボーカル/ギター・尾崎世界観さんが小説「バズの中にはおよそシェア100万個分の栄養素が含まれている」を発表するなど盛りだくさんの内容に。
そのほか、いとうせいこうさんと町田康さんが「詩」と「歌」の関係性をめぐって対談。ラッパーのMOMENT JOONさんやDOS MONOSの荘子itさんも登場する。文藝、本日発売!
— 荘子it (@ZoZhit) October 7, 2019
拙文『OUR U OR』が掲載されてます
是非お読みください https://t.co/Y7L4VDkzFx
『文藝』編集⻑・坂上陽子のコメント
なお、前号・秋季号の特集「韓国・フェミニズム・日本」は内容を新たに11月末に単行本として刊行予定とのこと。勢いの止まらない『文藝』の今後に大きく期待したい。『文藝』編集⻑・坂上陽子さんのコメント
国内外で「ことば」を信じる力がゆらぎつつある今、86年続いている文芸誌の現代における役割を日々考え続けています。そうした中、秋季号の「韓国・フェミニズム・日本」特集に続き、多くの読者の方々に今回の「文藝」を楽しんでいただけていることを編集部一同心より嬉しく思います。これからも「文藝」編集部は言葉の力を信じて、最高に面白い誌面をお届けできればと思います。
出版業界から上がる狼煙
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書籍情報
文藝 2019年冬季号
- 発売日
- 2019年10月7日
- サイズ
- A5
- ページ数
- 552ページ
- 雑誌コード
- 07821-11
- 定価
- 1485円(税込み)
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