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樋口恭介の評論集『すべて名もなき未来』 気鋭SF作家が紡ぐ名著の書評

樋口恭介の評論集『すべて名もなき未来』 気鋭SF作家が紡ぐ名著の書評

『すべて名もなき未来』/画像はAmazonから

POPなポイントを3行で

  • SF作家・会社員の樋口恭介が新著『すべて名もなき未来』を刊行
  • 『SFマガジン』『WIRED』『文藝』『ユリイカ』などに寄稿
  • 第5回ハヤカワSFコンテストで大賞『構造素子』でデビュー
SF作家・会社員の樋口恭介さんが、5月27日(水)に『すべて名もなき未来』を刊行する。

さよなら未来』(若林恵さん)、『ダークウェブ・アンダーグラウンド』(木澤佐登志さん)、『テクニウム』(ケヴィン・ケリーさん)、『息吹』(テッド・チャンさん)などの書評を収録した評論・随筆集となる。

『構造素子』でデビューした作家・樋口恭介

第5回ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞した『構造素子』で作家デビューを果たした樋口恭介さん。

作家としてのデビュー以降、独自の視点で『SFマガジン』『WIRED』『文藝』『ユリイカ』などに短編小説、批評、エッセイなどを寄稿。自身のnoteでは海外書籍などの翻訳も手がける。

またTwitterではたびたびパートナーである奥様との軽妙なやり取りがツイートされており、密かに評判となっている。

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イベント情報

すべて名もなき未来

発売日
5月27日(水)
価格
2200円

【目次】
序 失われた未来を求めて

SideA 未来
A1 音楽・SF・未来――若林恵『さよなら未来』を読みながら
A2 ディストピア/ポストアポカリプスの想像力
A3 生きること、その不可避な売春性に対する抵抗――マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』
A4 The System of Hyper-Hype Theory-Fictions
A5 暗号化された世界で私たちにできること――木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド』
A6 分岐と再帰――ケヴィン・ケリー『テクニウム』
A7 断片的な世界で断片的なまま生きること――鈴木健『なめらかな社会とその敵』
A8 亡霊の場所――大垣駅と失われた未来
A9 中国日記 二〇一九年七月一五日-七月二一日
A10 生起する図書館――ケヴィン・ケリー『〈インターネット〉の次に来るもの』
A11 宇宙・数学・言葉、語り得ぬ実在のためのいくつかの覚え書き――マックス・テグマーク『数学的な宇宙』

SideB 物語
B1 生まれなおす奇跡――テッド・チャン『息吹』の読解を通して
B2 物語の愛、物語の贖罪――イアン・マキューアン『贖罪』
B3 未完の青春――佐川恭一『受賞第一作』
B4 明晰な虚構の語り、文学だけが持ちうる倫理――阿部和重『Orga(ni)sm』
B5 オブジェクトたちの戯れ――筒井康隆『虚航船団』
B6 苦しみが喜びに転化する場所としての〈マネジメント〉――新庄耕『地面師たち』
B7 批評家は何の役に立つのか?
B8 ホワイト・ピルと、愛の消滅――ミシェル・ウエルベック『セロトニン』
B9 あいまいな全知の神々、未来の思い出とのたわむれ――神林長平『先をゆくもの達』
B10 エメーリャエンコ・モロゾフ――稀代の無国籍多言語作家
B11 忘却の記憶――言葉の壺に纏わる、九つの断章

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