日本アニメ界の鬼才とも呼ばれるアニメーター・梅津泰臣(うめつやすおみ)さんの原画やコンテ、版権イラストなどを収録した『Unfinished 梅津泰臣アニメーションワークス』が、8月25日(月)に玄光社から刊行される。
代表作である『A KITE』『MEZZO FORTE』といった監督作はもちろん、『それでも町は廻っている』や『文豪ストレイドッグス』などのOP/EDアニメーションを担当した作品も掲載。
さらに、6月27日から公開中の最新監督作となるオリジナルアニメーションシリーズ「ヴァージン・パンク」のイラストや、本人へのインタビューも収録される。
バイオレンスかつスタイリッシュ──稀代のアニメーター梅津泰臣
梅津泰臣さんは、日本はもちろん国内外から注目を集めるアニメーター/アニメーション監督。『A KITE』(1998年)、『MEZZO FORTE』(2000年)など、自ら原作やキャラクターデザインを手がけることも多い。
過激なバイオレンスアクションや、独特のスタイリッシュな作画、たしかな技術と演出力を感じさせるアニメーションによって、唯一無二の世界観を築き上げてきた。
2025年6月27日からは、約10年ぶりの監督作となるオリジナルアニメシリーズ「ヴァージン・パンク」の第1弾『Clockwork Girl』が公開中。アニメスタジオ・シャフトとタッグを組んだ同作は、アニメファンを中心に大きな反響を集めている。
『A KITE』や最新作「ヴァージン・パンク」のイラストも
監督最新作が公開中というタイミングで刊行される『Unfinished 梅津泰臣アニメーションワークス』には、稀代のアニメーター・梅津泰臣さんが手がけた原画、コンテ、版権イラストなどを厳選して収録。
『それでも町は廻っている』や『文豪ストレイドッグス』、『刀剣乱舞 -花丸-』といったOP/ED映像の資料に加え、『ガリレイドンナ』『ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル』といった監督作、キャラクターデザインをつとめた『DYNAMIC CHORD』、キャラクター原案担当作『刻刻』のイラストも掲載される。
また、梅津泰臣さんの代名詞でもある『A KITE』『MEZZO FORTE』のイラストや、公開中の「ヴァージン・パンク」のイラストも収録される模様だ。
さらに、各作品をどのようにつくり上げたのか、その秘話に迫るインタビューやコメントも掲載。日本を代表するスーパーアニメーターの一人であることは言うまでもなく、手がけた作品が世に出るたびに話題を呼ぶ梅津泰臣さん。その軌跡を知る上でこれ以上ない一冊になりそうだ。

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