『文藝』売切続出で1万部増刷 遠野遥とBUCK-TICK櫻井敦司の親子対談掲載で騒然

『文藝』売切続出で1万部増刷 遠野遥とBUCK-TICK櫻井敦司の親子対談掲載で騒然
『文藝』売切続出で1万部増刷 遠野遥とBUCK-TICK櫻井敦司の親子対談掲載で騒然

『文藝』2020年冬季号

POPなポイントを3行で

  • 『文藝』が発売翌日に1万部の重版
  • 対談にて遠野遥と櫻井敦司が親子だったと明かす
  • 他にも気になる企画が目白押し
10月7日発売に発売された文芸誌『文藝』の2020年冬季号が発売翌日の8日に1万部の増刷を決定した。

2020年冬季号は、初刷1万部、累計2万部となる。増刷分は10月20日(火)以降に順次出荷される予定だ。

遠野遥とBUCK-TICK櫻井敦司の親子対談

『文藝』は2019年4月発売の夏季号での大幅リニューアル以降、4度目の増刷となる。

今号で注目を集めたのは、『破局』で第163回芥川賞を受賞した小説家・遠野遥さんとロックバンド・BUCK-TICKのボーカル・櫻井敦司さんの対談。

2人はこの対談にて実の親子であることを明かし、異ジャンルの創作者として互いの表現に迫っている。その衝撃の発表で売り切れが続出。発行元の河出書房新社にも多数の問い合わせが届いたという。

気になる企画が目白押しの『文藝』冬季号

『文藝』では、それ以外にも史上最多の応募が集まった「第57回文藝賞」受賞作の全文掲載や、デビュー作で文藝賞と芥川賞をダブル受賞した若竹千佐子さんの『かっかどるどるどぅ』の連載が掲載。

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が増刷を重ねる大前粟生さんは新作中編と小説家・柴崎友香さんとの対談の2つの企画で登場している。

その他にも、テキストユニット・TVODによる批評『ポスト・サブカル焼け跡派が眺める、現代日本文学風景』。

さらに、これまで『文藝』で2019年秋季号「韓国・フェミニズム・日本」、2020年春季号「中国・SF・革命」などで扱ってきたテーマが詰められた連載企画「韓国・SF・フェミニズム」など、気になる企画が目白押しとなっている。

今読んでおきたい1冊

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。