12月9日(金)、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」シリーズを構成する一巻として、『平家物語』が河出書房新社より刊行される。
訳者は小説家・古川日出男さん。帯のイラストは漫画家の松本大洋さんが手がける。全908ページ、価格は3,780円(税込)。
混迷極まる政治や相次ぐ災害、そして戦争といった日本における歴史的な転換点が描かれていく。
古川日出男さんは、『アラビアの夜の種族』や『女たち三百人の裏切りの書』といった著作の多くで「歴史」「偽史」をテーマに、重厚で長大な、そして時にポップな作品も残す小説家。
そんな彼がどのように日本古来のエンターテイメント巨編である『平家物語』を訳すのか、要注目だ。
訳者は小説家・古川日出男さん。帯のイラストは漫画家の松本大洋さんが手がける。全908ページ、価格は3,780円(税込)。
取次搬入だん。池澤夏樹=個人編集「日本文学全集」、第Ⅱ期 最 終 回 配本、古川日出男さん訳『平家物語』店頭発売が都内から順次開始。全908ページ!装画は松本大洋さん、月報は高畑勲さん、安田登さん。初回限定、この松本大洋さんの帯装画のポストカード付! pic.twitter.com/xRrtlfdC92
— 河出書房新社 文藝 (@Kawade_bungei) 2016年12月8日
語りの魔術師・古川日出男さんの『平家物語』
『平家物語』は鎌倉時代に成立したと思われる、平家の栄華と没落の過程を描いた軍記物語だ。混迷極まる政治や相次ぐ災害、そして戦争といった日本における歴史的な転換点が描かれていく。
古川日出男さんは、『アラビアの夜の種族』や『女たち三百人の裏切りの書』といった著作の多くで「歴史」「偽史」をテーマに、重厚で長大な、そして時にポップな作品も残す小説家。
そんな彼がどのように日本古来のエンターテイメント巨編である『平家物語』を訳すのか、要注目だ。
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