世界的に有名なアーティストであり、ジョン・レノンの妻としても知られるオノ・ヨーコさんが、詩集『どんぐり』を、10月25日(日)に河出書房新社より刊行することがわかった。
本書は2013年に原書を発表。日本語での詩集は1964年に発表された処女作『グレープフルーツ』以来、実に50年ぶりのリリースとなる。
シンプルながらも力強いメッセージ性を持つ詩は、先の見えない現代社会において、多くの人に響く内容となっている。彼女の作品で多くみられる、人に指示を与え、行動を促すインストラクション・アートといえる詩となっているが、オノ・ヨーコさん自身による点描ドローイングが添えられているなど、新たな境地を見せているという。
2013年の原書刊行の際には、「ニューヨークタイムズ」や「ガーディアン」といった海外メディアを中心に多くの絶賛が報じられた本書。待望の日本語訳というだけあり、その期待は大きい。
オノ・ヨーコさんは、今年5月にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展を開催。日本でも、11月に東京都現代美術館にて個展開催が予定されているなど、いまだ精力的な活動を続けている。
本書は2013年に原書を発表。日本語での詩集は1964年に発表された処女作『グレープフルーツ』以来、実に50年ぶりのリリースとなる。
50年ぶり、第二の代表作
詩集『どんぐり』は、オノ・ヨーコさんの処女出版にして代表作として知られる『グレープフルーツ』とまったく同じで形式で描かれた第二の代表作。シンプルながらも力強いメッセージ性を持つ詩は、先の見えない現代社会において、多くの人に響く内容となっている。彼女の作品で多くみられる、人に指示を与え、行動を促すインストラクション・アートといえる詩となっているが、オノ・ヨーコさん自身による点描ドローイングが添えられているなど、新たな境地を見せているという。
2013年の原書刊行の際には、「ニューヨークタイムズ」や「ガーディアン」といった海外メディアを中心に多くの絶賛が報じられた本書。待望の日本語訳というだけあり、その期待は大きい。
オノ・ヨーコさんは、今年5月にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展を開催。日本でも、11月に東京都現代美術館にて個展開催が予定されているなど、いまだ精力的な活動を続けている。
今の社会に生きていくために、と思って書いた、82年生きた経験からうまれたインストラクションの本です。
お互いに、難しい社会に生きなければならないようになりました。
ですから日本の皆さんにも、この本で何かパワーをあげられたらと祈っています。 『どんぐり』日本語版序文より
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