JP THE WAVY、WILYWNKA、ralphなど14名にフォーカスした写真集『正真正銘』

『SHOSHINSHOMEI –正真正銘-』／画像はすべてAmazonより

17 images

POPなポイントを3行で

フォトグラファー・Atsuko Tanakaが撮影
14人のラッパーの写真集『SHOSHINSHOMEI –正真正銘-』
JP THE WAVY、WILYWNKA、ralphらのリアルな瞬間

JP THE WAVYさん、WILYWNKAさん、¥ellow Bucksさん、OZworldさん、ralphさんなどラッパー14人のリアルな姿を写した写真集『SHOSHINSHOMEI –正真正銘-』が、6月30日（水）に発売される。

著者のAtsuko Tanakaさんは、レオナルド・ディカプリオさんやビヨンセさん、オノ・ヨーコさんなど多くの著名人のほか、ヒップホップアーティストを多く撮影してきたフォトグラファーだ。

【画像17枚】ラッパーそれぞれの個性を写す写真集

14名のラッパーを切り取った『SHINSHOMEI –正真正銘-』

収録されているのは、JP THE WAVYさん、WILYWNKAさん、¥ellow Bucksさん、OZworldさん、ralphさん、MIYACHIさん、LEXさん、Red Eyeさん、Hideyoshiさん、Leon Fanourakisさん、あっこゴリラさん、week dudusさん、Charluさん、Tsubaki（椿）さんたち14人。

シーンを沸かす彼らの音楽活動、制作過程、日常の瞬間を捉えたリアルな姿が切り取られている。

ニューヨークで活躍し日本へ帰国したAtsuko Tanaka

この投稿をInstagramで見る

Atsuko Tanaka(@atsukoholic)がシェアした投稿

1995年からニューヨークでヒップホップアーティストたちの写真を撮りはじめたAtsuko Tanakaさん。

多くの世界的な著名人のポートレートも手がけており、2006年の『Newsweek』（日本版）では「世界が尊敬する日本人100」に選出。2011年に日本へ帰国してからはミュージシャンや俳優、クリエイターやビジネス界で活躍する人々のポートレートを主に撮影している。

Atsuko Tanakaさんのコメント
写真家歴約30年で初のソロ写真集です。私は、10代で本場アメリカのヒップホップに魅了され、90年代中頃からニューヨークのラッパーたちをメインに撮ってきました。今のジャパニーズヒップホップシーンの盛り上がり方が、90年代後半から2000年代にかけてメインストリームにのし上がっていったアメリカのヒップホップシーンと重なるように感じて、「これは写真集として形に残さねば！」という想いが膨れ上がっていきました。そして自ら企画書を作り、コンタクトを取って、皆さんの撮影をさせていただきました。ラッパーたち、そしてシーン自体が今後どのように変化を遂げていくのかわかりませんが、歴史の大事な一コマを捉えた写真集として、末長く愛される本になるといいなと願ってます。

また写真集の発売に際して、自身のInstagramに掲載写真をアップ。

撮影時のエピソードなどを交えて、日本語と英語でラッパーたちを紹介している。

この投稿をInstagramで見る

Atsuko Tanaka(@atsukoholic)がシェアした投稿

Atsuko Tanakaが選出したラッパー14名の楽曲紹介

【JP THE WAVY - Cho Wavy De Gomenne Remix feat.SALU】

【WILYWNKA & Brasstracks - Our Style】

【¥ellow Bucks - “Yessir” feat. Eric.B. Jr.】

【OZworld a.k.a. R'kuma - NINOKUNI feat. 唾奇（Prod. Howlin' Bear）【OZ's Parallel World】

【MIYACHI - WAKARIMASEN】

【LEX - ALIEN】

【Red Eye - Nakid Fact】

【Hideyoshi -Majinahanashi】

【Leon Fanourakis - BOUNCE feat. SANTAWORLDVIEW】

【ralph - Selfish】

【あっこゴリラ『余裕』】

【week dudus - "Benz i Lauren"】

【yan de ill （remix） - CHARLES （Charlu）】

【椿「遺言」】

Kダブシャインさんの楽曲「正真正銘」も好き

ラッパーインタビューまとめ　拡大するシーンでKAI-YOUが追った当事者たち

2021年はテレビ、CM、ラジオなどなど、様々なメディアで日本語ラップを耳にする機会が増え続けています。

近年では『フリースタイルダンジョン』や『BAZOOKA!!!高校生RAP選手権』などのTV番組がフリースタイルバトルブームを牽引。

リスナーが増えたことでシーンは活性化し、新たな若手が台頭したり、ベテランが改め…

kai-you.net

ハードコアなヒップホップより、ラブソングが必要だった　MIYACHI＆Matt Cab インタビュー

コロナ以降、自然界の万物を敵とせず、共に生きようという考え方が一層意義のあるものになってきつつあるだろう。その意味で、小さな子どもが遊ぶ玩具の音、コンビニの入店音、車の持つエンジンやドア音、あるいは緊急事態宣言のアナウンス──身の回りの馴染み深い様々な構成要素から“音”を抜き出し、全く新鮮…

premium.kai-you.net

Red Bull「RASEN」SEEDA、MonyHorseら精鋭ラッパーが見せる化学反応

Red Bullがキュレートする日本のヒップホップにフォーカスしたYouTubeチャンネル「レッドブルマイク」にて、その場限りのマイクリレー企画「RASEN」の最新回が公開された。

第8回となる今回は、SEEDAさん、Hideyoshiさん、MonyHorseさんが出演。ビートはアトランタ在住のYung Xanseiさんが提供している。

螺旋を彩る…

kai-you.net

海外で再発見される90年代日本語ラップ「人間発電所」は次の「プラスティック・ラブ」になりえるか？

海外発の「90年代日本語ラップ」プレイリストが続々と100万回再生を突破している。その視聴者層を占めるのは日本国外が圧倒的だ。この現象はLo-fiヒップホップやシティポップ・ブームの余波なのか？それとも何か新たな魅力が発掘されているのか？海外の日本語ラップ・プレイリスト投稿者たちへの取材をもとに、この不可思…

premium.kai-you.net

漢 a.k.a GAMI 出所後インタビュー後編「逮捕される前より楽になった」

2020年7月6日、大麻取締法違反で逮捕され、保釈中だったMC漢こと漢 a.k.a. GAMIがまたしても逮捕された。前回の逮捕の件でインタビューしたのが7月2日。

https://premium.kai-you.net/article/265

その直後の逮捕だっただけに衝撃は大きく、逮捕の報道を目にした時は、何かのデマではないかと思ったくらいだった。
…

premium.kai-you.net