現代美術家・村上隆さんとラッパー・JP THE WAVYさんによるコラボユニット「MNNK Bro.（モノノケ・ブラザーズ／Takashi Murakami & JP THE WAVY）」が始動した。
7月10日に初のシングル「Mononoke Kyoto」をリリース。「MNNK Bro.」のYouTubeチャンネルでMVも公開された。
「Mononoke Kyoto」は、9月1日（日）まで京都市京セラ美術館で開催中の展覧会「村上隆 もののけ 京都」のテーマソング。これまでは展覧会の会場でしか試聴できなかったが、今回ついにリリースされる。
「Mononoke Kyoto」レコード盤が発売 トレーディングカードがランダムで付属
映像作家・Spikey Johnさんが監督をつとめた「Mononoke Kyoto」のMVは、MNNK Bro.のYouTubeチャンネルで公開されている。
MV中には、展覧会「村上隆 もののけ 京都」で展示された作品が登場。さらに、京都の祇園甲部歌舞練場および化野念仏寺で撮影された映像を含む、貴重な作品になっている。
「Mononoke Kyoto」ジャケット
また「Mononoke Kyoto」からは、レコード盤の発売も決定。
価格は6600円（税込）で、ジャケットアートワークは村上隆さんが担当。
京都をイメージした桜の上に、村上隆さんとJP THE WAVYさんのキャラクターがデザインされている。
展覧会「村上隆 もののけ 京都」のため5月に発売されたトレーディングカードの、レコードオリジナルバージョンが付属。絵柄12種類存在し、日英バージョン混在の24種からランダムで3枚が手に入る。
レコード盤に付属するトレーディングカード
展覧会「村上隆 もののけ 京都」をきっかけに結成されたMNNK Bro.
MNNK Bro.は、展覧会「村上隆 もののけ 京都」をきっかけに結成された、村上隆さんとJP THE WAVYさんによるユニット。
MNNK Bro. アーティスト写真
展覧会のテーマソング「Mononoke Kyoto」の制作は、村上隆さんがJP THE WAVYさんの楽曲「Pick N Choose」を偶然耳にした際に、「主題歌をつくりたい」と閃き、オファーしたことからはじまった。
レコーディング等には村上隆さんも参加して、これまでのJP THE WAVYさんの楽曲とは違う曲調に仕上がっている。
なお、テーマソング「Mononoke Kyoto」が発表された際に村上隆さんは、今後もJP THE WAVYさんと共作していく意向を示しており、「ヒップホップの『はっぴいえんど』的なコンセプチュアルなものを作りたい」とのコメントを残していた。
リリース情報
「Mononoke Kyoto」
- アーティスト
- MNNK Bro. (Takashi Murakami & JP THE WAVY)
- 作詞
- JP THE WAVY, Takashi Murakami, Nvmbrr
- 作曲
- Xansei, Snail’s House
- 配信日
- 2024年7月10日（水）
- 各種配信リンク
- https://linkco.re/Mn1bFRBB
【トレーディングカード付きレコード盤リリース情報】
■アーティスト：MNNK Bro. (Takashi Murakami & JP THE WAVY)
■タイトル：Mononoke Kyoto
■発売日：2024年8月3日（土）
■販売店舗・オンライン：後日発表
■販売価格：¥6,600（税込）
■内容：12 inch レコード / 本レコードオリジナルトレーディングカード3枚付き（全24種類）
■収録曲
・SIDEA：MNNK Bro. (Takashi Murakami & JP THE WAVY)
01. Mononoke Kyoto
02. Mononoke Kyoto [Instrumental]
・SIDEB：Takashi Murakami Mononoke Kyoto
01. 四神之図 - Picture of the Four Symbols –
02. Mononoke Kyoto - Spoken Lyrics by Niina –
村上隆
村上隆/1962年、東京都生まれ。93年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2001年、有限会社カイカイキキ設立。05年「リトルボーイ展」(ジャパン、ソサエティ、NY)にて全米批評家連盟ベストキュレーション賞受賞。世界各地で個展多数開催。
JP THE WAVY
1993年、神奈川県湘南出身のラッパー。2017年にリリースした「Cho Wavy De Gomenne」がヴァイラルヒットし現在2,400万再生を記録。映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』オリジナル・サウンドトラックにアジア人で唯一参加し、国内外で活躍中。
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