シンガーソングライター・米津玄師さんの楽曲「Lemon」のMVが、11月3日23時8分にYouTubeでの再生回数10億回を突破した。
2018年2月27日に公開にされて以来、8年249日での達成となった。
日本語の歌詞で歌われた楽曲のMVとして、YouTubeで10億回再生に到達するのは史上初となる。
これを記念して米津玄師さん本人や、主題歌に起用されたドラマ「アンナチュラル」の制作陣がコメントを発表した。
ドラマ「アンナチュラル」主題歌として生まれた「Lemon」
「Lemon」は、2018年に放送されたTBS系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろされた楽曲。
「アンナチュラル」は、不自然死をテーマにした法医学ミステリーで、主演を石原さとみさん、脚本を野木亜紀子さん、演出を塚原あゆ子さんが担当した。
米津玄師さんは楽曲の制作中に祖父を亡くしており、その経験が「Lemon」の制作に大きな影響を与えたという。
MVの監督は、映像作家の山田智和さんが担当した。
「Lemon」は2018年のリリース以降、記録的なヒットを達成。Billboard JAPANの年間総合ソングチャート「JAPAN Hot 100」で2018年、2019年と2年連続首位を獲得した。
2019年には、日本レコード協会から史上最速となる300万ダウンロード認定を受けた。さらに2026年4月には、CDシングル累積売上50万枚、デジタルシングル累積50万ダウンロード、ストリーミング累積5億回再生という、オリコン史上初の「トリプル5」を達成している。
米津玄師「これほどまで広く大きい曲になった理由がいまだにピンときていません」
今回の記録達成を受け、米津玄師さんは「Lemon」が自身の代表曲となったことについて、「Lemonがこれほどまで広く大きい曲になった理由がいまだにピンときていません」と驚きや戸惑いを交えたコメントを発表した。
発表当初の反響を、キャンプファイヤーのつもりで火をつけたところ山火事に発展してしまったようだったと振り返り、次のように語っている。
「こういうたぐいの曲は、作者の狙いや心情などを激烈なスピードで置いてけぼりにして、あっちゅうまにほとんどパブリックドメイン化してしまうのでした」
代表曲が自身の意図を離れて広まっていくことへの複雑な心境を明かす一方、「わたしは当時から一貫してLemonに多大な感謝を抱いております」と感謝を伝えている。

「Lemon」ジャケット/llustration by 米津玄師
また、「アンナチュラル」の主演をつとめた石原さとみさんは、ドラマの打ち上げに駆けつけた米津玄師さんが、その場にあった古いギターで「Lemon」を歌ったエピソードを披露。
野木亜紀子さんは「『Lemon』が、みんなの『Lemon』になり、今や世界の『Lemon』になった」とコメント。塚原あゆ子さんも、楽曲から受けたインスピレーションがドラマの映像表現にも影響したことを振り返っている。

「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」の東京ドーム公演/Photo by Yoshiharu Ota、Yosuke Torii、Takeshi Yao、Masato Yokoyama
なお、11月4日(水)20時からは、2025年に開催された「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」の東京ドーム公演で披露された「Lemon」のライブ映像が、米津玄師さんの公式YouTubeチャンネルでプレミア公開される。


5 images

この記事どう思う?
関連リンク

0件のコメント