プロ麻雀リーグ「Mリーグ」で、TEAM RAIDEN/雷電に所属する俳優/プロ雀士・萩原聖人選手が、今シーズン初となるツモ和了りを決めた。
萩原選手は11月3日に行われた「大和証券Mリーグ2026-27」第1試合に出場。南1局、自ら当たり牌を引いて和了る「ツモ和了り」で跳満を決め、最終的に3着で対局を終えた。
前戦まで9試合に出場して8度も最下位となってしまった萩原選手。さらに6試合連続で4着(ラス)となり、「Mリーグ」の歴代ワースト記録に並んでいた。
今回の3着によって、連続最下位は6試合でストップ。前人未踏の“7連続ラス”をなんとか回避することになった。
萩原聖人、今シーズン10戦目の登板 高めの「南」をツモって跳満
11月3日の第1試合で対局したのは、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人選手、赤坂ドリブンズ・浅見真紀選手、セガサミーフェニックス・竹内元太選手、そして萩原聖人選手の4人。
序盤から萩原聖人選手には苦しい展開が続いた。
東3局では立直(リーチ)をかけて一人聴牌(テンパイ)で流局したものの、続く東3局1本場では“魔王”の異名をとる佐々木寿人選手から繰り出されたダブルリーチに2600点を放銃。
東4局では萩原選手もテンパイしたが、親の竹内元太さんが4000点オールをツモ──続く1本場では浅見真紀さんへの放銃もあり、南場には1万4900点持ちの3着で突入した。
「やはりハギーは今日もラスなのか……」視聴者の誰しもが諦めかけたが、その状況が大きく動いたのが南1局。
萩原聖人選手は萬子を中心に手が進み、6巡目には一萬と南のシャンポン待ち(雀頭2つで和了を待つこと)でテンパイ。リーチを宣言すると、5度目のツモで高めの点数となる「南」を引き当てた。

萩原聖人さんのツモ(「大和証券 Mリーグ ドリブンズ×麻雀格闘倶楽部×フェニックス×雷電」より)
これにより、リーチ・ツモ・南・混一色の跳満(12000点=子:3000点/親:6000点の支払い)を成就。
萩原聖人選手にとって、これが2026-27シーズン10戦目の登板にして、まさかの初となるツモ和了り。これで一気に2着まで浮上。しかし最終的には2万6400点の3着で決着。マイナス13.6ptで試合を終えた。

11月3日の対局スタッツ(「大和証券 Mリーグ ドリブンズ×麻雀格闘倶楽部×フェニックス×雷電」より)
“9戦8ラス”の異常事態から脱出──しかし1着と2着は依然ゼロ
KAI-YOUでは10月30日、萩原聖人選手が9試合中8試合で最下位となり、6試合連続4着でMリーグのワースト記録に並んだことを報じている。
当時の成績は1着0回、2着0回、3着1回、4着8回。平均順位3.89位。“運”だけでは説明できないような、まさに異常事態としか言えない状況に陥っていた。
11月3日の3着フィニッシュによって「Mリーグ」史上最多となる連続4着記録の更新という脱出したものの、萩原選手は依然として苦境に立たされていることには変わりない。個人成績も「Mリーグ」最下位の40位に位置している。
それでも、今シーズンに入ってから一度もなかったツモ和了りを見事な跳満で決め、6試合続いていた最下位もストップしたことはチームにとっても大きい。
同日の第2試合ではTEAM RAIDEN/雷電の瀬戸熊直樹選手が見事な打牌を見せてトップを獲得。これによってチーム順位は記事執筆時点で全体3位まで浮上。萩原選手の連続最下位からの脱出が、チームを勢いづける大きな“風”となっている。
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