米津玄師さんが、是枝裕和監督による実写映画『ルックバック』(原作:藤本タツキさん)に参加する。
米津玄師さんのクレジットは、「シャークキック・ギター(友情演奏)」。本編のとある1シーンで、ギターの音色を響かせるという。
映画『ルックバック』は9月11日(金)公開。主人公・藤野役を出口夏希さん、京本役を蒔田彩珠さんが演じる。
米津玄師「シャークキック・ギター(友情演奏)」として参加
「シャークキック」は、『ルックバック』の主人公・藤野が漫画家として連載する作中漫画のタイトル。
原作者・藤本タツキさんの連載デビュー作『ファイアパンチ』を彷彿とさせるタイトルで、物語の後半でも重要なモチーフとして登場する。
今回、米津玄師さんはそんな「シャークキック」の名を冠したギター演奏で映画に参加。本編のとある1シーンで演奏していること以外、具体的な登場場面などは明かされていない。
主題歌や劇伴への参加ではなく、「友情演奏」という少し変わった形で作品世界に加わることになる。
藤本タツキ、是枝裕和、坂東祐大──米津玄師をつなぐ縁
米津玄師さんは藤本タツキさん原作のTVアニメ『チェンソーマン』ではOPテーマ「KICK BACK」を担当。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』でも主題歌「IRIS OUT」、EDテーマ「JANE DOE」を手がけるなど、藤本タツキさんの作品と深い関わりを持ってきた。
また、是枝裕和監督とは、2020年に公開された米津玄師さんの楽曲「カナリヤ」のMVでタッグを組んでいる。
さらに、実写映画『ルックバック』で音楽を担当する作曲家・坂東祐大さんとも、米津玄師さんはこれまで数々の楽曲を制作。そうした複数の縁が重なり、今回の友情演奏が実現したという。
劇中曲のボーカルを担当する三浦透子さん/画像は公式サイトより
米津玄師さんと同時に、新たな参加クリエイターも発表。
俳優/歌手の三浦透子さんが劇中曲のボーカルを担当。映画『化け猫あんずちゃん』などで知られるアニメーション作家・久野遥子さんは、ロトスコープアニメーション監督として参加する。
ロトスコープアニメーション監督として参加する久野遥子さん/画像は公式サイトより
是枝裕和が実写映画化する藤本タツキ『ルックバック』
原作『ルックバック』は、藤本タツキさんが2021年に「少年ジャンプ+」で発表した長編読切作品。
漫画を描くことが得意な藤野と、不登校ながら圧倒的な画力を持つ京本。漫画をきっかけに出会った2人が、共に描き、成長していく姿を描いた。
実写映画『ルックバック』/画像は公式サイトより
2024年には押山清高監督によって劇場アニメ化。そして2026年、是枝裕和さんが監督・脚本・編集を手がけ、藤本タツキ作品として初めて実写映画化される。
是枝監督の希望により全編フィルムで撮影され、秋田県にかほ市を中心に、2025年2月から11月まで四季をまたいで制作された。
さらに本作は、第83回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門への正式出品も決定している。
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