ラッパー・D.Oとして活動する君塚慈容容疑者(48)が、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことが、「TBS NEWS DIG」などの報道で明らかになった(外部リンク)。
報道によると、D.Oさんは2026年4月、東京・新宿区大久保の路上で、乾燥大麻とコカインをそれぞれ微量所持した疑いが持たれている。周辺をパトロールしていた警察官がD.Oさんに職務質問を行ったところ、車内から大麻やコカインが見つかったという。
D.Oさんは取り調べに対し、「自分のものではない」と容疑を否認。警視庁は入手経路などを詳しく調べている。
なお、D.Oさんは2009年2月にコカイン所持で逮捕。2018年6月にもコカインや大麻およそ770g(末端価格460万円相当)を販売目的で所持した疑いで逮捕、実刑判決を受けている。今回で麻薬取締法違反による容疑での逮捕は3度目となる。
日本のハードコアラップの第一人者・D.Oとは?
D.Oさんは、東京都練馬区をレペゼンするラッパー。
ヒップホップグループ・練マザファッカーのリーダーとして知られ、独特の高音フロウやハードコアなリリック、その強烈なキャラクターで日本語ラップシーンに存在感を示してきた。
2007年にはTBS系のバラエティ番組「リンカーン」に出演したことでも知られ、「ディスる」や「メーン」といったヒップホップスラングを日本のお茶の間に広めた人物の1人でもある。
麻薬取締法違反での相次ぐ逮捕と、精力的な音楽活動
D.Oさんは2009年2月にも、コカインを所持していたとして麻薬取締法違反容疑で逮捕。さらに2018年6月には、大麻取締法違反ならびに麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕され、懲役3年の実刑判決を受けた。
2021年12月に出所して以降は、音楽活動を再開。
2022年には、服役生活を綴った著書『JUST PRISON NOW 〜D.O獄中記〜』を刊行。
2024年3月には、10年ぶりとなるフルアルバム『Rain』をリリースしていた。同作には、漢 a.k.a. GAMIさん、RYKEYDADDYDIRTYさん、Red Eyeさん、Ralphさんらが参加。出所後のD.Oさんが、再び音楽シーンで活動を本格化させていることを示す作品となっていた。
また、2024年にはMCバトルイベント「BATTLE SUMMIT II」への参戦も発表。アウトローな存在感を保ちながらも、近年は若い世代のラッパーとの共演や、自身の経験を言葉にする活動を続けていた。
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2018年5月、僕は大麻とコカインの所持・使用容疑で逮捕された。翌年の10月に言い渡された判決は、懲役3年。自伝本『悪党の詩』の出版や、新しい作品の準備を進めていた矢先のことだった。
正直食らったし、なぜこのタイミングでとも思ったが、リアルなラッパーとしてこの道を選んだ以上、最初から自分の運命やカルマに対して腹は括っていた。塀の中だろうが何だろうが、「ラッパーD・O」として間違いのないムーブをするだけのハナシだ。
収監中、僕は毎日欠かすことなく日記を付けた。不条理なバビロンのシステム、支えてくれた家族や仲間の存在、自分と向き合うなかで考えたこと――。僕が見て、感じた全てを余すことなく記したつもりだ。
日記は仲間がインターネット上で公開してくれ、たくさんのDOGGZから有難い声援やサポートもいただいた。この本は、そのブログを再編集してまとめたものだ。
僕が塀の中で転がしたひとつのアートとして、そして「ラッパーD・O」が次のステージに進むまでの記録として、DOGGZのみんなにはこの本を楽しんで欲しい。
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