漫画『満州アヘンスクワッド』のアニメ化決定が、10月5日(月)に発表された。同日発売の『週刊ヤングマガジン』45号での連載再開とあわせて明らかになった。
制作会社やスタッフ、キャスト、放送時期などは未発表。情報解禁に伴い、アニメ公式サイトがオープンしている。
アニメでは、原作者・門馬司さんに加え、初代作画担当であり、2025年11月に逝去した鹿子さんが作画原案を担当。作画を引き継いでいるツルシマさんも、漫画担当としてクレジットされている。
鹿子さんの逝去を受け、新体制で連載再開『満州アヘンスクワッド』
『満州アヘンスクワッド』は、昭和12年の満州国を舞台に、病気の母親を救うべくアヘン製造に手を出した主人公・日方勇を描くクライムサスペンス漫画。
2020年4月に講談社の漫画アプリ/Webサイト「コミックDAYS」で連載を開始し、2021年9月より『週刊ヤングマガジン』に移籍。2025年11月に作画担当の鹿子さんが亡くなり、長期の休載状態となっていた。
その後、別の作画担当を立てての連載継続を望んでいたという鹿子さんの意向を受け、鹿子さんと同じく漫画『キングダム』のアシスタント出身であるツルシマさんが作画担当を継承。
10月5日(月)発売の『週刊ヤングマガジン』45号より、新体制での連載が開始。連載再開を記念して、10月11日(日)まで「ヤンマガWeb」と「コミックDAYS」で全話無料公開も行われている。

『満州アヘンスクワッド』無料公開を記念したビジュアル/画像は作品公式Xから
作画を引き継いだツルシマ「彼のやりたかったことの一助となれるものはないか」
新体制での連載が開始された『週刊ヤングマガジン』45号では、生前の鹿子さんが描き上げた第216話と、新体制による第217話の2話を掲載。
それと共に、ツルシマさん、門馬司さん、鹿子さんの家族からのコメントも掲載されている。

ツルシマさんが描いた『満州アヘンスクワッド』新ビジュアル/画像は作品公式Xから
ツルシマさんは、鹿子さんとの出会いを振り返りつつ、作画を引き継ぐことへの葛藤を吐露。
「彼の不在は私にとって耐え難いもので、後継として描くことはその感情に真っ向から向き合い続けることになり、非常につらいものだと思いました」「多くの方々が育ててきた『満州アヘンスクワッド』という作品に私なんかが手を加えてはならないと思った」と綴っている。
その後、時間をかけて考える中で「彼のやりたかったことの一助となれるものはないか」と考え、作画を引き継ぐことを決意。コメントは「一筆一筆に心を込めてまいります。物語の最後まで見守っていただきたいと思います」と締めくくられている。

ツルシマさん、門馬司さん、鹿子さん家族からのコメント/画像は作品公式Xから
原作者・門馬司や鹿子さんの家族もコメント「みなさまに心より感謝」
また、門馬司さんは新体制について、「鹿子先生のご意志が見事に継承され、作品を続けていけることを本当に幸せに思います」とコメント。
そして、鹿子さんの家族は「さまざまな葛藤がおありの中で、作品を引き継ぐその重みを背負ってくださったツルシマ先生、みなさまに心より感謝申し上げます」とツルシマさんをはじめとした関係者に感謝。
その上で「これまで作品を応援してくださったみなさまに心より感謝申し上げますとともに、これから先、さらに多くの方々へ作品が届きますよう心より願っております」と語っている。
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